「30代になってから急にシミ·そばかすができてきた!」
「年齢に応じたケアでシミ·そばかすを薄くしたい!」
ライフスタイルの変化も多くなる30代では、気が付いたら顔にシミ·そばかすができていた!という方も多いでしょう。
シミ·そばかすがあると顔全体がくすんだ印象に見えたり、年齢よりも老けて見られたりと、あまりいい気分ではありませんよね。
そこで今回は、30代から急にできるシミ·そばかすの原因や治療法を詳しく解説します。
シミ·そばかす治療やケアするときの注意点も合わせて解説するので、ぜひ参考にしてください。
この記事の監修者
国家公務員共済組合連合会虎の門病院 救急科部長
東京大学医学部救急医学 非常勤講師
軍神 正隆(ぐんしん まさたか)
1995年長崎大学医学部卒業。亀田総合病院臨床研修後、東京大学医学部救急医学入局。米国ピッツバーグ大学UPMCメディカルセンター内科、米国カリフォルニア大学UCLAメディカルセンター救急科、米国ジョンズ・ホプキンス大学ブルームバーグ校公衆衛生学MPH大学院を経て、東京大学医学部救急医学講師。日本救急医学会認定救急科専門医・指導医。2019年より現職。
30代でシミ·そばかすが目立ってくる理由3つ
30代で急にシミ·そばかすが目立ってくると、改善できるのか不安になることもあるでしょう。
実はシミ·そばかすが急にできることはなく、肌へダメージが蓄積していたり、ターンオーバー(肌代謝)が衰えはじめることで、シミ·そばかすが目立ちはじめます。
30代でシミ·そばかすが目立ってくる理由には、次の3つがあげられます。
ここでは、30代でシミ·そばかすが目立ってくる3つの理由を解説します。
紫外線によるダメージの蓄積
肌が紫外線を浴びると、細胞が肌を守るためにメラニンという黒い色素を生成します。
メラニン色素は肌のターンオーバー(肌代謝)で排出されますが、紫外線を浴びすぎるとメラニン色素が過剰に生成されて排出が追い付かず、肌に蓄積してシミとなってしまいます。
紫外線は日差しが強くなる夏場にもっとも多く降り注ぎますが、行楽シーズンである4~5月ごろから紫外線量が高くなりはじめます。
また、曇りの日でも晴れの日の約80%、雨の日でも約20%の量の紫外線が降り注いでいるため、年中問わず紫外線対策をするよう心がけましょう。
ホルモンバランスの変化
不規則な生活、喫煙習慣、妊娠·出産、経口避妊薬の服用などでホルモンバランスが乱れると、メラニン生成を促進し、シミ·そばかすの発症や悪化につながることがあります。
なかでも、肝斑は女性ホルモンが深く影響しているため、ホルモンバランスの変化により肝斑が濃くなることも少なくありません。
30代以降はエストロゲンが減少しはじめるため、栄養バランスが良い食事や良質な睡眠を心がけ、ホルモンバランスが整う生活を意識するとよいでしょう。
また、適度な運動は過食を防ぎ、程よい疲労感が寝つきをよくする効果も期待できます。
ストレスによる肌の酸化
肌の酸化とは、体内で活性酸素と鉄分が結びつくことで肌や身体を酸化させ、あらゆる肌トラブルを加速させる要因となる現象です。
活性酸素は日常で生じる精神的·肉体的なストレスにより引き起こされ、おもに以下のような要因が発生原因にあげられます。
- 紫外線
- 喫煙習慣
- 過度なアルコール摂取
- 脂肪や糖分の多い食事
また、肌表面の皮脂やメイクの油分などが紫外線や空気に触れて酸化することで、過酸化皮脂となり肌にダメージを与えてしまいます。
肌を酸化させないためには、余分な皮脂やメイク汚れをしっかり落とし、ストレスをうまく解消しながら規則正しい生活を送るよう心がけましょう。
30代から目立ってくるシミ·そばかすの種類4つ
30代はホルモンバランスの変化やターンオーバー周期の乱れ、これまでの紫外線や摩擦ダメージの蓄積など、さまざまな要因が重なりシミ·そばかすが現れやすい年代です。
30代から目立ってくるシミ·そばかすの種類は、おもに4種類あります。
老人性色素班 | そばかす(雀卵斑) | 肝斑 | 炎症後色素沈着 | |
特徴 | ·茶色から黒色 ·円形で境界線がはっきりしている | ·小さな斑点状のシミ ·夏は濃く、冬は薄い | ·左右対象に現れる ·境界線がはっきりしている | ·薄い茶色から濃い茶色 ·輪郭がぼやけている |
原因 | ·紫外線 ·加齢 | ·遺伝的な要因 ·紫外線 | ·紫外線 ·女性ホルモンの乱れ | ·皮膚の炎症 ·ターンオーバーの乱れ |
ここでは、シミ·そばかすの種類を詳しく解説します。
自分の顔にできたシミ·そばかすの種類の判別は難しいため、医療機関で医師の診断を受けるのが望ましいでしょう。
シミ·そばかすの悩みを気軽に相談したい方は、DMMオンラインクリニックを利用してみましょう!
老人性色素班
老人性色素班は、顔や手の甲、背中の上部、すねなどに現れる、シミのなかでもっとも多く見られるシミです。
30~40代ごろから男女問わず誰にでも現れ、高齢になるとほとんどの方が身体のどこかに老人性色素班が見られます。
老人性色素班のおもな原因は、紫外線による肌ダメージの蓄積です。
若いころに部活や夏のレジャーを楽しんでいた方は、20代から老人性色素班が現れることもあるでしょう
また、長年放置するとイボ状に膨らみのある脂漏性角化症に進展することがあり、セルフケアでの改善や予防が難しくなります。
そばかす(雀卵斑)
そばかす(雀卵斑)は、目の下や頬骨を中心に散りばめられたように現れるシミです。
幼少期に発症し、思春期になると2~3ミリ大の濃い褐色のシミに変化することが特徴のひとつです。
また、紫外線量が多くなる春から夏にかけて色が濃くなり、冬には色が薄くなることも特徴にあげられます。
そばかすの原因は遺伝的な要因が深く関係し、成人してから治療を受けても紫外線の影響で再発しやすいといわれています。
そのため、そばかすは予防をメインにしたケアを続け、悪化させないよう紫外線や摩擦などの刺激を避けるとよいでしょう。
肝斑
肝斑は、おでこや頬骨の高い位置に左右対称にできることが特徴のシミです。
発症の原因には女性ホルモンが深く関係し、30代以降の女性に現れやすくなります。
ホルモンバランスの乱れや経口避妊薬の服用、妊娠·出産などがきっかけで濃くなることもあるでしょう。
女性ホルモンが関係していることから、閉経後しばらく経つと薄くなる傾向にあり、60代以降で現れたり濃くなったりするケースはほとんどありません。
また、レーザー治療で肝斑が悪化する可能性があるため、シミの種類をきちんと判別し、ほかのシミと混在している場合は治療の優先順位を見極めて治療を受ける必要があります。
炎症後色素沈着
炎症後色素沈着は、傷、ニキビ、かぶれ、虫刺され、火傷など、肌の炎症が原因で起こる色素沈着です。
炎症によるダメージを回復する過程でメラニン色素が生成されたり、炎症をおこしている肌に紫外線や摩擦などの刺激を受けたりとすることで、シミのような色むらが起こります。
炎症後色素沈着は時間が経過すると薄くなることがほとんどですが、30代になるとターンオーバーの周期が乱れはじめるため、薄くなるまでに時間がかかることも多くなるでしょう。
炎症後色素沈着を早く改善するには、紫外線や摩擦などの刺激を避けるほか、炎症を長引かせないよう意識することが大切です。
ニキビや傷などは皮膚科で治療を受け、虫刺されも触りすぎないよう注意しましょう。
30代からのシミ·そばかす治療法2つ
30代になると市販の美容アイテムのほか、外用薬や医療機関でのレーザー治療をうまく併用してシミ·そばかすの改善を図る方も多いのではないでしょうか。
ここでは、30代からのシミ·そばかすの改善に効果が期待できる治療をご紹介します。
レーザー治療で外側からのアプローチ
皮膚の浅い層(表皮)にできる老人性色素班やそばかす、炎症後色素沈着には、医療機関でのレーザー治療が有効です。
シミ·そばかすの改善で用いられるのは、おもに次のようなレーザー機器による施術があります。
- ピコレーザー
- レーザートーニング
- QスイッチYAGレーザー
シミ·そばかすの原因であるメラニン色素をターゲットにレーザーを照射することで、メラニン色素が破壊されて徐々にシミ·そばかすが薄くなります。
使用するレーザー機器はシミ·そばかすの種類や状態によって異なるため、医師の診断を受けて適したレーザー治療を受けるとよいでしょう。
内服薬·外用薬を活用したホームケア
レーザー治療では効果が期待できない肝斑や、内側からじっくりアプローチしたいケアには、内服薬·外用薬を取り入れたホームケアが有効です。
シミ·そばかすの改善に効果が期待できる内服薬には、おもに次の4つがあります。
- ビタミンC
- ビタミンE
- トランサミン
- L-システイン
それぞれメラニン生成の抑制や、メラニン色素を排出するターンオーバーの促進に役立つ成分です。
また、シミ·そばかす改善に役立つ外用薬は、次の2つがあります。
- トレチノイン
- ハイドロキノン
メラニン色素の漂白に役立つハイドロキノンは浸透率が低いため、トレチノインと併用することで相乗効果が高まります。
シミ·そばかすの種類や悩みに応じて組み合わせることで、目指したい肌へ一歩近づくホームケアができますよ。
DMMオンラインクリニックでは、自宅で医師にシミ·そばかすの悩みを相談でき、その場で内服薬·外用薬の処方が受けられます。
最短で当日に処方された内服薬·外用薬が自宅に到着するため、はじめてシミ·そばかすのケアをする方にもおすすめです!
30代のシミ·そばかす治療で気をつけること3つ
30代になってからは、20代のような簡単なケアではなく、しっかりと自分の肌に向き合いながらケアを続けたい方も多いでしょう。
レーザー治療や外用薬を活用した積極的なケアをする期間や、ホームケアで気をつけたいことは、おもに次の3つがあげられます。
ここでは、30代のシミ·そばかす治療で気をつけることを解説します。
肌に合う美容アイテムを使用する
高濃度の美容アイテムを使用するときや、外用薬を併用するときは、目立たない部分でパッチテストを行い、肌に合うことを確かめてから使用を続けましょう。
肌に合わないアイテムを使い続けると肌荒れを起こし炎症後色素沈着になったり、かえってシミ·そばかすが濃くなったりすることも少なくありません。
また、美白有効成分が配合されているものや、高濃度のアイテムを使用する場合は、組み合わせに注意が必要です。
たとえば、角質ケアができるグリコール酸やサリチル酸配合のアイテムと、肌代謝を高めるレチノール配合のアイテムは、肌への刺激が強く逆効果になる可能性があります。
有効成分は重ねるほど良いというわけではないことを、しっかりと理解しておきましょう。
外用薬を使用する期間はしっかり保湿する
メラノキュアHQなど漂白効果のあるハイドロキノンを主成分に含む外用薬は、積極的にシミ·そばかすへアプローチできる反面、肌への負担も大きくなります。
誤った使い方を続けているとシミ·そばかすが悪化したり肌トラブルを起こす可能性があるため、紫外線対策を徹底し、しっかり保湿するよう心がけましょう。
また、老人性色素斑やそばかすなど、レーザー治療を受けたあとは念入りな保湿と紫外線対策が治療効果を高めることにつながります。
レーザー治療を受けてから1週間ほどは、2~3時間おきに水分クリームや再生クリームで肌を保湿し、これまで以上に念入りなケアを心がけましょう。
紫外線や摩擦による刺激を避ける
30代になるとホルモンバランスや肌のターンオーバー周期が乱れはじめ、これまで以上に紫外線や摩擦によるダメージを受けやすい状態になります。
日焼け止めクリームや日傘などで紫外線対策をしっかり行うほか、肌を摩擦から守ることも大切です。
ベースメイクをするときにパフを何度もはたいたり、メイクオフするときにゴシゴシと擦ったりと、毎日の何気ない行動も肌の負担となっていることがあります。
また、メイクを落とさずに寝たり、不規則な生活を続けていたりすると、あっという間に肌へダメージが現れるでしょう。
少し無茶をしてもすぐに回復する20代のように肌が元気ではないことを、十分に理解して毎日のケアをコツコツを続けましょう。
30代のシミ·そばかすはシナールやユベラで内側から予防しよう!
30代でシミ·そばかすを改善するには、内服薬を服用しながら規則正しい生活を送り、シミ·そばかすを予防することが大切です。
シナール(ビタミンC)やユベラ(ビタミンE)は健やかな肌の維持に欠かせないだけでなく、シミ・そばかすの予防にも役立ちます。
DMMオンラインクリニックでは、シミ·そばかすの悩みや種類に応じて、シナール(ビタミンC)をはじめとする内服薬や、メラニンの生成を抑制するメラノキュアHQ(ハイドロキノン)などの処方を受けられます。
自分に合った内服薬が分からない方、目指している肌に適した内服薬が知りたい方は、気軽な相談からはじめてみましょう!
【参考文献】
北里大学北里研究所病院 しみ·しわ https://www.kitasato-u.ac.jp/hokken-hp/visitor/office_visit/spot.html
慶應義塾大学 医療·健康情報サイト しみとあざ

出典:日本香粧品学会誌 紫外線によるシミ·シワ(光老化:ひかりろうか)を防ぐために知っておくべきこと https://www.jstage.jst.go.jp/article/koshohin/41/3/41_244/_pdf/-char/ja
出典:大阪公立大学 色素細胞を活性酸素から守るサイトグロビンの作用を解明 シミ、アザの治療に期待 https://www.omu.ac.jp/info/research_news/entry-09512.html