
リベルサスは、3mg、7mg、14mgの用量があります。通常は、4週間以上同容量を継続し、徐々に増量していきます。しかし、用量によっては効果が実感できないという声も聞かれています。
この記事では、リベルサス7mgのダイエット効果や用量によってどの程度の効果が得られるか解説します。また、十分なダイエット効果が得られる用量を知る方法も紹介します。
この記事の監修者
国家公務員共済組合連合会虎の門病院 救急科部長
東京大学医学部救急医学 非常勤講師
軍神 正隆(ぐんしん まさたか)
1995年長崎大学医学部卒業。亀田総合病院臨床研修後、東京大学医学部救急医学入局。米国ピッツバーグ大学UPMCメディカルセンター内科、米国カリフォルニア大学UCLAメディカルセンター救急科、米国ジョンズ・ホプキンス大学ブルームバーグ校公衆衛生学MPH大学院を経て、東京大学医学部救急医学講師。日本救急医学会認定救急科専門医・指導医。2019年より現職。
リベルサスとは?
リベルサスは、本来2型糖尿病の治療に使用されるGLP−1(グルカゴン様ペプチド-1)
受容体作動薬です。このGLP−1は「痩せるホルモン」と呼ばれており、ダイエット効果があると話題となっています。
その効果は下記のとおりです。
胃の働きをゆっくりにする
リベルサスは、胃の動きをゆっくりする効果があります。つまり、食べたものが胃の中に留まる時間が長くなり、満腹感が持続し、空腹を感じにくくなります。
食欲を抑える
食欲は、脳の視床下部にある満腹中枢でコントロールされています。リベルサスは、満腹中枢に作用し、食べ過ぎを防いでくれます。
脂肪燃焼作用
リベルサスは、熱産生を促し基礎代謝を向上させる効果があるので、脂肪燃焼効果が期待できます。
加えて食欲を抑えられ、空腹を感じにくくなるため、確実に体重が減少しダイエット効果が得られるのです。
満腹感が続く
前述したとおり、リベルサスは胃の働きをゆっくりにする効果があるため、空腹を感じる時間が短くなります。それにより、食事摂取量が少なくなり、摂取カロリーを抑えることができるのです。
容量による効果の違いと体重変動
リベルサスは、用量増量に比例して体重減少効果も得られる報告がされています。用量別の体重減少効果は下記の表のとおりです。
リベルサス | ||
---|---|---|
体重 減少率 | 3mg | −0.1% (−0.06kg) |
7mg | −2.0% (−1.2kg) | |
14mg | −3.7% (−2.2kg) |
いつから効果がある?
体重減少が確認できるのは、早くても3~4ヶ月ほどかかります。数日の服用では、効果は出ないため長期間の服用を推奨しています。リベルサスで痩せるためには、12ヶ月の期間を見据えることが前提です。
急激な体重減少は健康面に悪影響を与えるだけでなく、皮膚のたるみや肌のくすみなど見た目にも大きな影響を及ぼします。効果が得られるまで時間を要しますが、リベルサスのダイエットは、デメリットを防ぎつつ安全な方法と捉えられます。
リベルサス7mgで効果が得られない原因

リベルサス7mgを服用していても効果が得られない場合は、下記の原因が考えられます。1つずつ解説します。
容量が合っていない
リベルサス7mgで痩せない場合は、用量が合っていない可能性があります。専門医に相談の上、14mgに増量を検討しましょう。しかし、増量すると副作用のリスクも高くなるため、自己判断での増量はやめてください。
14mgに増量しても効果が得られない場合は、マンジャロへの変更を検討しましょう。
服用方法と管理方法が間違っている
リベルサスの服用方法は、特殊です。服用方法を誤ると、効果を発揮することができず痩せません。リベルサスの正しい服用方法は下記のとおりです。
- 空腹時に服用する(起床時がベスト)
- 必ず120ml以下の水で服用する
- 服用後は30分~1時間以上、飲食や他剤の服用を控える
- 1日1錠服用。飲み忘れても、飲み忘れた分の錠数を一度で服用しない
胃の中に内容物があると、リベルサスの成分が吸収しにくくなります。服用ゼリーでも、効果が発揮できない可能性が高いため注意が必要です。
また、高温・多湿の場所では保管しないでください。
生活習慣が乱れている
生活習慣が乱れているとリベルサスの効果は期待できません。生活習慣の中でも、「食生活」と「運動不足」には気をつけてください。暴飲暴食により、食事の摂取カロリーが多いと脂肪として蓄積されてしまいます。バランスの摂れた食生活も併用することで、より健康で美しく痩せることが可能です。
運動不足もリベルサスの効果を阻害します。階段を利用する、1日30分のウォーキングを取り入れるなどの運動習慣を取り入れることで、リベルサスの脂肪燃焼効果が向上します。
リベルサスは、一言でいうと「痩せやすいからだ作りを補助」する役割です。健康なからだ作りの土台となる生活習慣を整えることで、より一層リベルサスの効果が期待できます。
リベルサスを内服しているからと安心していては痩せません。
長期間服用していない
最低でも6ヶ月は継続して服用してください。前述したように、リベルサスは即効性のダイエット効果はありません。半年以上かけて徐々に体重を落としていくことで、リバウンドしにくいからだを作ります。
場合によっては、専門医と相談のもと、用量の増量を検討してみてください。
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リベルサスは7mgでも十分なダイエット効果があります。しかし、用量が合っていなかったり、服用方法が間違っていたりすると効果は得られません。リベルサスは長期間の服用が前提のため、不安や疑問を感じることもあると思います。
「こんな時どうすればいいのだろう」と疑問を感じたら、まずはDMMオンライン診療への受診を検討してみてください。
【参考文献】
・リベルサス錠|糖尿病メモ
https://www.dm-memo.com/rybelsus
・山田雄一郎ら(2020,)日本人2型糖尿病患者における経口セマグルチド単独療法の用量反応、有効性および安全性(PIONEER 9):52週間、第2/3a相、ランダム化、対照試験」8(5):p377-391
・リベルサス|MDS