「40代になってから、化粧ノリが悪くなった…」
「化粧ノリを改善するには具体的にどうしたら良いの?」
「肌トラブル改善のために様々な方法を試したけど、どれも効果がなかった…」
多くの40代女性は、このようなお悩みに直面しているのではないでしょうか?
実は40代になると、ホルモンバランスの変化や肌の代謝機能の低下により、化粧ノリの悪化をはじめとした肌トラブルが増加します。
年齢とともに変化する肌質に、今までのメイク方法が合わなくなってきているのかもしれません。
そこで、本記事では、40代特有の化粧ノリが悪くなる原因と効果的な改善方法を詳しく解説します。
肌トラブルに長期間悩まされている方はもちろん、いつまでも若々しくメイクを楽しみたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
この記事の監修者
国家公務員共済組合連合会虎の門病院 救急科部長
東京大学医学部救急医学 非常勤講師
軍神 正隆(ぐんしん まさたか)
1995年長崎大学医学部卒業。亀田総合病院臨床研修後、東京大学医学部救急医学入局。米国ピッツバーグ大学UPMCメディカルセンター内科、米国カリフォルニア大学UCLAメディカルセンター救急科、米国ジョンズ・ホプキンス大学ブルームバーグ校公衆衛生学MPH大学院を経て、東京大学医学部救急医学講師。日本救急医学会認定救急科専門医・指導医。2019年より現職。
40代の化粧ノリが悪い原因6つ
年齢を重ねるにつれ、肌の状態は徐々に変化していきます。
40代で特に顕著になる化粧ノリの悪化として、以下の6つの原因が考えられます。
以下で、それぞれについて詳しく解説します。
1. 肌の乾燥
30代後半から徐々に起こる皮脂分泌量の減少は、40代以降になるとさらに顕著になります。
40代の肌は若い頃と比べて約30%も水分量が減少するというデータもあるのです。
40代の乾燥肌が引き起こす化粧ノリの悪化 |
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肌表面の水分量低下による粉っぽさ |
キメの乱れによるファンデーションのムラ |
保湿力低下による化粧崩れの加速 |
特に注意が必要なのは、乾燥によって肌表面のキメが乱れ、ファンデーションが均一に密着しないこと。
部分的に厚塗りになったり、逆に化粧品が肌に馴染まなくなったりする可能性があります。
2. 肌のターンオーバーの乱れ
肌のターンオーバーとは、肌が生まれ変わるサイクルのことです。
健やかな肌では、古い角質が剥がれ落ち、新しい細胞が生まれるという入れ替わりがスムーズに行われます。
しかし、ストレス、睡眠不足、不規則な生活習慣などが重なると、このターンオーバーが乱れ始め、中でも加齢による影響は顕著です。
20代では約28日周期だった肌の生まれ変わりが、40代になると40日以上かかるようになるとも言われています。

40代のターンオーバーの乱れの結果として起こる主な変化は、以下の3つです。
- 古い角質が剥がれにくい
- 肌表面の凹凸が目立つ
- 新しい細胞の生成速度が遅い
結果的に、以下の表のような化粧ノリの悪さに繋がってしまいます。
ターンオーバーの乱れが招く化粧ノリの悪化 |
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肌表面のゴワつき |
ファンデーションの密着度低下 |
部分的な化粧ムラ |
メイク持ちの悪さ |
その他にも、ターンオーバーの乱れはバリア機能の低下につながります。
バリア機能が低下した肌は外的刺激に敏感になり、化粧品との相性を悪化させる原因にもなるのです。
3. 女性ホルモンの乱れ
通常、女性ホルモンの一つであるエストロゲンは、次のような3つの働きにより健やかな肌を保っています。

しかし、40代の更年期前症状が現れ始める時期になると、エストロゲンは徐々に減少し、
乾燥が目立ったり、肌表面の違和感が出てきたりします。
女性ホルモンの乱れで起こりやすい化粧ノリの悩み |
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月によって化粧ノリの具合が異なる |
普段のファンデーションが浮きやすい |
メイクが崩れやすくなる |
40代の女性なら誰もが経験する自然な変化ですが、気になる症状がある場合は、婦人科の更年期外来で相談しましょう。
4. 毛穴の開きと汚れ
40代になると、毛穴の変化が目立ち始め、特に頬やTゾーンの毛穴の開きが気になる方が増えてきます。
毛穴が目立つ大きな原因2つ | |
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①コラーゲン減少によるハリ不足 | 毛穴を引き締める力が弱くなる。 まるでゴムが緩んだように、毛穴が開いた状態に。 |
②不安定な皮脂分泌量 | 過剰な皮脂は毛穴に詰まる。 反対に分泌量減少では、毛穴の黒ずみや開きの原因に。 |
毛穴の開きや汚れは、ファンデーションの密着を妨げる大きな原因です。
開いてしまった肌表面の溝に、ファンデーションが入り込み、均一なメイクの仕上がりを妨げます。
5. くすみの増加
40代になると、肌のくすみが目立ちやすくなります。
くすみの主な原因は、以下の3つです。
- 血行不良
- メラニン沈着
- ターンオーバーの遅れ
これらの要因が重なり合うことで、化粧ノリの悪さにつながります。
くすみの増加が引き起こす化粧ノリの悩み |
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化粧のムラが発生しやすい |
ベースメイクの色味が変化しやすくなる |
明るい肌色が出にくい |
くすみの解消には、原因に応じたスキンケアとベースメイクの工夫が重要です。
まずは、血行を促すマッサージや保湿ケア、そして紫外線対策をしっかり行いましょう。
6. 肌のハリ・弾力低下
40代になると、肌の土台となるコラーゲンとエラスチンの生成量が急激に減少します。
これにより、肌のハリや弾力が失われ、化粧ノリに大きな影響を与えます。
たるみによる化粧ノリへの影響 |
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シワにファンデーションが溜まる |
立体感のある仕上がりにならない |
メイクの密着度が低下する |
メイク落ちが早まる |
また、顔や首など紫外線が当たりやすい部分は、特にハリと弾力の低下が目立ちやすくなります。
40代の化粧ノリを改善する方法3つ
肌トラブルの多い40代の化粧ノリを改善するには、
が欠かせません。
それぞれの改善方法について詳しく解説します。
適切なクレンジング・洗顔をする
40代の敏感な肌には、優しいクレンジングと洗顔が欠かせません。
適切なクレンジグ選びも重要です。
クレンジング選びのポイント |
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肌に負担をかけないミルクタイプやオイルタイプを選ぶ |
セラミド配合で保湿力が高いもの |
また、洗顔不要のクレンジングもおすすめです。
メイク落としと洗顔が1回で済むため、肌をこする回数が減り、バリア機能が低下した肌への負担を軽減できます。
そして、洗顔をする際は以下の点について意識しましょう。
- 洗顔はぬるま湯で行い、熱すぎるお湯は避ける
- きめ細かい泡で顔を包み込むように洗い、ゴシゴシこすらない
- 洗顔後は清潔なタオルで優しく押さえて水分を拭き取る
基本的なクレンジング・洗顔の見直しだけでも、肌への負担は大きく軽減できます。
十分な保湿をする
40代の肌は水分保持力が低下するため、段階的な保湿ケアが重要です。

肌の奥から順番に水分と油分を補っていきましょう。
■ Step1:化粧水での水分補給
洗顔後は肌が乾かないうちに、たっぷりの化粧水を使って水分を補給します。
手のひらでやさしく押さえるように浸透させ、2回重ねづけすると、より効果的な保湿が可能です。
■ Step2:美容液で潤いをプラス
- ヒアルロン酸配合で水分を抱え込む
- セラミドで肌のバリア機能を整える
- 導入美容液で後に使う化粧品の浸透力アップ
■ Step3:クリームや乳液で水分を閉じ込める
Tゾーンは薄めにUゾーンはしっかりと、肌の部位による違いを意識して十分な保湿をしましょう。
保湿ケアは、メイク前の大切な準備段階です。
この土台づくりが、その後の化粧ノリを大きく左右します。
紫外線対策をする
40代の肌は20代と比べて紫外線の影響を受けやすく、シミやシワの原因になります。
効果的な紫外線対策で、化粧ノリの悪化を防ぎましょう。

紫外線を浴びた後のケアも重要です。以下の手順で肌をしっかりと守りましょう。
▼アフターケアの手順
- ダブル洗顔で日焼け止めをしっかり落とす
- 化粧水でたっぷり保湿
- 美白有効成分※配合の美容液を使用
- 乳液やクリームでフタをする
※ビタミンC誘導体、アルブチンなど
紫外線のダメージを受けると、肌がつっぱったり、普段以上の乾燥を感じたりします。
また、化粧のノリが急に悪くなったり、赤みが出たりするのも要注意サインです。
このような症状に気づいたら、すぐにアフターケアを始めましょう。
40代の化粧ノリをよくする下地選びのコツ
40代特有の肌悩みに合わせた下地選びで、化粧ノリは大きく改善します。
自分の肌状態を正しく把握し、適切な下地を選びましょう。
肌の悩み | 肌の状態 | おすすめの下地の特徴 |
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乾燥肌 | 水分と油分のバランスが崩れ、カサカサした状態 | ・美容液成分配合 ・クリーム型 ・保湿効果の高いもの |
老化角質 | 古い角質が残り、ゴワゴワした状態 | ・なめらかなテクスチャー ・角質ケア成分配合 ・密着力の高いもの |
毛穴の開き | 毛穴が目立ち、ファンデーションがたまりやすい | ・毛穴カバー効果 ・なめらかテクスチャー ・肌表面整える |
くすみ | 血行不良やメラニン沈着で暗い肌色 | ・光拡散効果 ・くすみ補正カラー ・ブライトニング成分配合 |
化粧ノリの改善に効果的な医療ケアは?
40代になると、セルフケアだけでは改善が難しい肌トラブルが増えてきます。
そんなときこそ、医師による適切な処方で根本的な改善を目指しましょう。
DMMオンラインクリニックでは、自宅にいながら肌状態に合わせた内服薬・外用薬のどちらにも対応可能です。

肌質改善に効果的な内服薬3種類
DMMオンラインクリニックでは、お肌の状態に合わせて以下3種類の医療用内服薬を処方しています。
処方薬 | 主な効果 |
---|---|
ビタミンC(シナール) | ・メラニン生成を抑制し、美白効果を発揮 ・抗酸化作用で肌の老化を予防 ・コラーゲン生成を促進し、ハリ・弾力を改善 |
ビタミンE(ユベラ) | ・血行を促進し、くすみを改善 ・抗酸化作用でシミ・シワを予防 ・細胞の新陳代謝を活発化 |
トラネキサム酸 | ・メラニン生成を抑制し、シミを改善 ・抗炎症作用で肌荒れを防止 ・継続的な美白効果を発揮 |
身体の内側から肌悩みに合わせた効果的なケアが可能です。
外用薬でのケア
外用薬は直接肌に作用するため、即効性が期待できます。
外用薬 | 主な効果 |
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ヘパリン類似物質 | ・優れた保湿効果で乾燥肌を改善 ・血行促進作用でくすみを解消 ・肌のバリア機能を強化 |
レチノイド系外用薬 | ・肌のターンオーバーを正常化 ・コラーゲン生成を促進 ・シワ・たるみにアプローチ |
これらの外用薬と内服薬と組み合わせることで、より高い美肌効果を発揮します。
40代の化粧ノリ改善は医師に相談を!
40代の肌悩みは、セルフケアだけでは難しいケースがほとんどです。年齢による肌質の変化には、医療ケアが推奨されます。DMMオンラインクリニックなら、スマホやパソコンから24時間いつでも受診可能。診察料0円で、医師があなたの肌状態を丁寧に診断し、最適な処方薬を提案します。
処方された薬は最短当日に自宅へ配送。
1日あたり26円(税込)からと、続けやすい料金設定も魅力です。
▼ まずは無料診察でお気軽にご相談ください。
【参考文献】
・『中年女性の皮膚潤いに関わる生物物理特性の冬期4年間にわたる経年変化』
・『糖化ストレスとアンチエイジング:糖化ストレスと皮膚老化』
・一般社団法人 日本女性医学学会
・『加齢に伴う皮膚の変化 ─細胞外マトリックスの変化を中心に─』