インフルエンザ予防ができるおすすめオンライン診療10選！タミフルやゾフルーザを自宅で受け取る方法や価格を徹底調査

「家族にインフルエンザが出たけど、今からでも予防できる？」
「予防接種はイヤだけどインフルエンザを予防したい」

そんな方におすすめなのは、オンライン診療によるインフルエンザ予防です。

オンライン診療を使って自宅にいながら抗インフルエンザ薬を処方してもらう方法で、インフルエンザの診断前にお薬を処方してもらうことが可能です。

この記事では、オンライン診療でインフルエンザ予防薬を処方してもらう方法について詳しく解説します。

主な予防薬の種類、オンライン診療のメリット・注意点、そしてこんな人におすすめ！という具体例まで、インフルエンザを予防したい方に役立つ情報をまとめました。

＼ DMMオンラインクリニックでインフルエンザ予防 ／

インフルエンザ予防ができるオンライン診療10院の料金や特徴を比較

抗インフルエンザ薬が処方できるオンライン診療10院について、料金や診療時間などをまとめました。

※クリニック名をタップすると詳細にとびます。

オンライン診療サービス	オセルタミビル	リレンザ	イナビル	ゾフルーザ	診療時間	休診日	料金
DMMオンラインクリニック	75mg/10カプセル：7,458円	20ブリスター：8,778円	20mg/2本：9,988円	ー	24時間	なし	・送料550円
デジタルクリニックグループ	9,500円	ー	9,500円	10,500円～	24時間	なし	・初診料：1,650円 ・送料：550円 ・クール便1,100円
クリニックフォア	10日分: 8,250円	ー	2容器で1回分: 10,450円	・2錠で1回分 ※ 80kg 未満の方向け: 11,550円 ・ 4錠で1回分 ※ 80kg 以上の方向け: 19,250円	7:00～23:30	なし	・診察料：1,650円 ・送料：550円
フェアクリニック	7,500円（税別）	ー	7500円（税別）～	8000円（税別）～	10:00~20：00	年末年始	ー
ファストドクター	要問い合わせ	要問い合わせ	要問い合わせ	要問い合わせ	24時間	なし	・配送料が地域ごとに異なる
KARADA内科クリニック	・タミフルジェネリック10日分：8,800円	ー	ー	ー	各院の診療時間による	各院の休診日による	・システム利用料：1,100円 ・送料730円
ミナカラオンライン診療	10日分：8,250円		2容器で1回分：10,450円	2錠：11,550円/4錠：19,250円	10:00～17:00	なし	・診察料1,650円 ・送料250円
たけしファミリークリニック	要問い合わせ	要問い合わせ	要問い合わせ	要問い合わせ	要問い合わせ	要問い合わせ	・アプリ使用料：330円 ・情報通信料：500円 ・送料：550円
ゆみのクリニック渋谷桜ケ丘	・タミフル先発品：8,800円	ー	ー	ー	要問い合わせ	要問い合わせ	・送料：550円
医療法人社団政松会	ー	ー	・10歳以上：2キット8,800円 ・10歳未満：1キット8,100円	ー	要問い合わせ	要問い合わせ	ー

DMMオンラインクリニック

DMMオンラインクリニックは、スケジュールがずらせない方や受験生の「今だけはインフルエンザにかかりたくない」というニーズに応えるオンライン診療サービスです。

インフルエンザ予防薬として、オセルタミビル（タミフル）やリレンザなどを取り扱い、医師の診察をビデオ通話で受けた後、最短当日で自宅やコンビニにお薬を届けてくれます。

DMMオンラインクリニックでは、下記３種類のインフルエンザ予防薬が処方されます。

3種とも、インフルエンザA型/B型に対応できるお薬です。

診察料は無料、かかる費用はお薬代と送料（550円）のみと明朗会計で、24時間いつでも予約から診察まで完結します。

対面のクリニックのように待合室で待つ手間がなく、仕事や学業で忙しい方も、自宅でインフルエンザ予防ができるでしょう。

最短翌日にお薬が届くため、試験や旅行など大事な予定に合わせて処方するほか、「家族がインフルエンザに感染した」「急な出張が入った」など、急な需要にも対応しやすく、ご家庭に常備することも可能です。

DMMオンラインクリニック
主なプラン別料金(1ヶ月)	・オセルタミビルカプセル75mg/10カプセル：7,458円 ・リレンザ/20ブリスター：8,778円 ・イナビル吸入粉末剤20mg/2本：9,988円
診察料	無料
送料	550円
診察方法	ビデオ通話
診療時間	24時間
特徴	・24時間診察可能 ・診療実績100万件以上

デジタルクリニックグループ

デジタルクリニックグループは、24時間365日いつでもオンラインでインフルエンザ予防薬の診療・処方が受けられるクリニックです。タミフル後発品、イナビル、ゾフルーザといった主要な抗インフルエンザ薬を取り扱い、どのお薬も10日分10,000円（税込）ほどで提供しています。

都内ではバイク便による最短当日配送も可能で、全国にも迅速にお薬を届けます。専門の医師や医療チームが公式LINEの24時間チャットでサポートし、診察前後の不安や疑問にも丁寧に対応しています。

公式LINEでは「次回のお薬を早めに配送してほしい」「お薬を定期配送してほしい」といったフレキシブルな対応が可能です。サポートデスクに電話せずとも、24時間いつでも相談できるため、日中に時間の取れない方でも便利に使えるオンライン診療サービスといえるでしょう。

デジタルクリニックでは、医師が決めたお薬だけではなく、ご自身が希望するお薬の処方も可能です。すでに別の医療機関で服用しているお薬を継続したい場合は、診察時に相談してみてください。

デジタルクリニックグループ
主なプラン別料金(1ヶ月)	・オセルタミビル：9,500円 ・イナビル：9,500円 ・ゾフルーザ：10,500円～
診察料	初診料：1,650円 再診料：0円
送料	550円 クール便1,100円
診察方法	ビデオ通話
診療時間	24時間
特徴	・24時間診察可能 ・当日診療OK

クリニックフォア

クリニックフォアは、全国10院以上を展開し、オンライン診療にも積極的に取り組む総合クリニックです。
対面のクリニックは首都圏にあり、保険診療にも対応しています。

インフルエンザ予防では、下記3種類の抗インフルエンザ薬を用意し、それぞれ10日間の予防効果が期待できます。

オンライン診療はメールや公式サイトのリンクから入れるため、専用アプリをわざわざダウンロードする必要がありません。

支払い方法はクレジットカードやAmazon Pay、GMO後払い、代引きなど多彩で利便性が高いのが特徴です。クレジットカードの情報をクリニックのサイトに登録したくない方も、Amazon Payや後払いを利用すると安心して診療を受けられるでしょう。

定期配送やまとめ買いによる割引もあり、継続的な予防にも対応しやすい価格です。

対面診療ではワクチン接種も実施しており、ご家族や職場での感染リスクが高い方や、受験・大事な仕事を控える方も安心です。

クリニックフォア
主なプラン別料金(1ヶ月)	・オセルタミビル 10日分: 8,250円 ・イナビル2容器で1回分: 10,450円 ・ゾフルーザ 2錠で1回分 ※ 80kg 未満の方向け: 11,550円 ・ゾフルーザ 4錠で1回分 ※ 80kg 以上の方向け: 19,250円
診察料	1,650円
送料	550円
診察方法	ビデオ通話
診療時間	7:00～23:30
特徴	・クレジットカード、Paidy、Amazon Pay、GMO後払い、代引きなど多彩な支払い方法 ・インフルエンザワクチンもあり（対面診療）

フェアクリニック

フェアクリニックは、産業医経験豊富な医師が運営するオンライン社内診療所サービスで、インフルエンザ予防薬のオンライン処方にも対応しています。

インフルエンザ予防では、下記のお薬を処方します。

支払いはPayPayであるため、クレジットカードを登録したり新しい決済アプリを入れたりする必要がありません。

診療はLINE通話を使用します。診療の流れはLINE公式アカウントを活用し、LINEから事前問診票を入力・送信するだけです。医師が内容を確認し、最短で即日お薬が発送されるため、忙しい社会人や受験生、ご家族に感染者が出た場合など「今すぐ予防したい」ニーズに迅速に応えます。

LINEとPayPayで完結するため、診療からお薬の受け取りまで今持っている携帯電話で済ませることが可能です。

オンラインサービスに慣れていない方でも使用しやすいオンライン診療といえるでしょう。

フェアクリニック
主なプラン別料金(1ヶ月)	・オセルタミビル：7,500円（税別） ・イナビル：7500円（税別）～ ・ゾフルーザ：8000円（税別）～
診察料	無料
送料	無料
診察方法	LINEビデオ通話
診療時間	24時間
特徴	・24時間診察可能 ・産業医経験豊富な医師が運営 ・使うシステムはLINEとPayPayのみ

ファストドクター

ファストドクターは、24時間365日全国どこからでもオンライン診療が受けられる医療プラットフォームです。

保険診療にも対応しており、インフルエンザ予防では医師の診療後に処方するお薬が確定します。

診療方法は、SMSに送られるリンクからマイページに入り、保険証と支払い方法を登録した後、予約時間になるとビデオ通話ボタンが現れるので、クリックするとビデオ診療が始まります。

お薬は自宅近くの薬局や宅配で受け取れるため、外出や待ち時間のストレスがありません。

インフルエンザの予防投与は自由診療で、お薬代3,000～6,000円程度が目安です。保険証や医療証も利用でき、診療費の計算や支払いもオンラインでスムーズに行えます。また、インフルエンザ・コロナ同時抗原検査キットも割引価格で購入でき、検査結果をもとに医師が迅速に診断・処方を行います。

検査キットで陽性が出た方には、登園許可証や診断書の発行も行っています。

発熱外来や往診もあり、幅広い感染症や急な体調不良にも利用しやすいクリニックです。

ファストドクター
主なプラン別料金(1ヶ月)	要問い合わせ
診察料	無料
送料	宅配の場合は地域により配送料がかかります。
診察方法	ビデオ通話
診療時間	24時間
特徴	・保険証・医療証が利用可能（予防投与は自費診療） ・薬局または宅配で受取 ・検査キットも割引価格で購入可

KARADA内科クリニック

KARADA内科クリニックは、五反田・渋谷・中野に拠点を持ち、感染症専門医による診療体制が特徴の総合診療・感染症科を標ぼうするクリニックです。

インフルエンザ予防策としては、ワクチン接種（3,900円・税込、中学生以上対象）と、タミフル（オセルタミビル）による予防内服の2本柱で、予防内服はオンライン診療での処方が可能です。

インフルエンザ予防のお薬は、下記1種類を処方します。

オンライン診療は専用アプリ不要で、お使いの携帯電話のビデオ通話で行います。
オンライン診療は、対面クリニックの開院時間で受付ています。五反田院なら土日を含む終日09:00～12:00/13:30～16:30です。

土・日も夕方まで診療しているため、仕事や学校で平日の時間が取れない方でも利用しやすいでしょう。

対面診療ではインフルエンザワクチンとコロナワクチンの同時接種も可能で、幅広い感染症対策を一度に受けられるのも魅力です。

KARADA内科クリニックは専門性と利便性を両立しているため、幅広い需要に利用できるクリニックといえるでしょう。

KARADA内科クリニック
主なプラン別料金(1ヶ月)	・タミフルジェネリック10日分：8,800円
診察料	システム利用料：1,100円
送料	730円
診察方法	FaceTime Androidの場合は指定のURLからビデオ通話
診療時間	各院の診療時間による
特徴	・感染症専門医による診療体制 ・五反田・渋谷・中野の複数拠点で展開 ・ワクチンと同時接種も可能

ミナカラオンライン診療

ミナカラオンライン診療は、内科や皮膚科など複数の診療科を展開し、日常的な診療や健康管理をオンラインで完結できるオンライン診療サービスです。

インフルエンザ予防は、下記3種類のお薬を処方しています。

診療予約は公式サイトから90秒で完了し、スマホやPCのマイページからビデオ通話形式で医師の診察を受けられます。LINEや専用アプリは不要で、ウェブ上のマイページから手続きが完結するため、デジタル操作が苦手な方でも安心して利用できるでしょう。

スマホやパソコンの操作でわからないことがあれば、土日祝日を含む10:00～17:00まで電話サポートも対応しています。

処方薬だけでなく、市販薬や衛星用品も取り扱っており、サイト内で購入できます。

ミナカラオンライン診療は、トータルで健康管理ができるオンライン診療として、ご家庭のかかりつけ医のように利用できるオンライン診療サービスです。

ミナカラオンライン診療
主なプラン別料金(1ヶ月)	・オセルタミビル10日分：8,250円 ・イナビル吸入粉末剤2個で1回分：10,450円 ・ゾフルーザ2錠：11,550円/4錠：19,250円
診察料	1,650円
送料	250円
診察方法	ビデオ通話
診療時間	10:00～17:00
特徴	・プライバシーに配慮した配送 ・検査キットや服薬指導もオンラインで対応

たけしファミリークリニック

たけしファミリークリニックは、北習志野・習志野台エリアで幅広い世代を対象に、内科・小児科・皮膚科の診療と各種予防接種を提供する地域密着型クリニックです。

対面診療がメインですが、オンライン診療にも対応しています。

オンライン診療の利用方法は、クリニックの公式サイトか公式LINEから予約し、curonというアプリを通じて問診票の入力とビデを診療を受診します。お薬は、最寄りの薬局で受取れます。

予防医療に力を入れており、ワクチン接種は主に土曜午後や日曜に行われるため仕事や学校の都合に合わせやすいことが特徴です。

インフルエンザ流行期の家族内感染や受験・大事なイベント前の予防策として利用しやすいといえるでしょう。

地域に根ざした丁寧な診療と、家族ぐるみの予防医療を重視するたけしファミリークリニックは、安心して通える「かかりつけ医」として地域住民に支持されています。

たけしファミリークリニック
主なプラン別料金(1ヶ月)	要問い合わせ
診察料	アプリ使用料：330円 情報通信料：500円
送料	550円
診察方法	curon（アプリ）
診療時間	要問い合わせ
特徴	・小児から高齢者まで幅広く対応 ・予防医療に積極的

ゆみのクリニック渋谷桜ケ丘

ゆみのクリニック渋谷桜ケ丘は、渋谷駅徒歩3分の好立地に位置し、内科・循環器内科・呼吸器内科・感染症内科など幅広い診療科と専門医が揃う総合クリニックです。

インフルエンザ予防ではオンライン診療が利用でき、お薬は先発品を取り扱っていることが特徴です。

オンライン診療では2種類のアプリが使用可能です。

CLINICSはお薬手帳機能があり、診療記録や処方記録を一貫して管理できます。curonはシンプルで直線的な操作が特徴で、スマホやパソコンに不慣れな方でも使いやすいアプリです。

ゆみのクリニックのオンライン診療はどちらも使えるため、ご自身の使いやすい方を選べることが嬉しいポイントです。

オンライン診療は初診・再診ともに対応していますが、15歳未満の初診は不可となっています。

総合内科専門医による丁寧な診察と、対面・オンライン両方の診療体制を活かし、インフルエンザの予防・早期治療から慢性疾患管理まで幅広くサポートするクリニックです。

ゆみのクリニック渋谷桜ケ丘
主なプラン別料金(1ヶ月)	・タミフル先発品：8,800円 ・GLP-1 週1回注射プラン（マンジャロ）：30,800円〜 ・GLP-1+脂肪燃焼プラン：12,210円～
診察料	無料
送料	550円
診察方法	CLINICS（アプリ） curon（アプリ）
診療時間	要問い合わせ
特徴	・専門医が多数在籍 ・総合的な内科診療・予防医療 ・女性医師在籍、クレジットカード対応、駐車場完備

医療法人社団政松会

医療法人社団政松会は「患者様に寄り添い、暮らしの充実に貢献し、その人らしい豊かな人生を送るサポート」を理念とし、治療だけでなく予防や生活の質向上にも力を入れている医療団体です。

政松会のオンライン診療は、生活習慣病や小児の診療などさまざまなケースに対応しており、インフルエンザ予防のお薬も処方しています。

インフルエンザ予防においては、イナビルを処方します。

医療法人社団政松会のオンライン診療では、イナビルの用量を体重ではなく年齢ごとに指定しています。

オンライン診療は訪日外国人にも対応しており、診療ツールはZOOMかWhatsAppが使用可能です。

対面診療では、神田痛みのクリニック、西麻布インターナショナルクリニック、塩澤歯科医院など複数の医療施設を運営していて、整形外科、麻酔科、ペインクリニックなど専門医も在籍しています。

医療法人社団政松会
主なプラン別料金(1ヶ月)	・10歳以上：イナビル2キット8,800円 ・10歳未満：イナビル1キット8,100円
診察料	無料
送料	無料
診察方法	ZOOM
診療時間	要問い合わせ
特徴	・産業保健・健康経営支援の強み ・予防医療に注力 ・多職種連携・専門性の高い医療体制

オンライン診療におけるインフルエンザ予防

オンライン診療では、自宅にいながらビデオ通話や電話を通じて医師の診察を受け、インフルエンザ予防のための抗ウイルス薬を処方してもらえます。感染リスクを抑えながら、インフルエンザ予防ができる点が魅力です。

オンライン診療でできるインフルエンザ予防とは？

オンライン診療によるインフルエンザ予防は、抗インフルエンザ薬の予防投与です。ご家庭や職場でインフルエンザ感染者が出た際、医師がリスクを評価し適応があると判断した場合に処方されます。

タミフルやリレンザなどの薬剤を発症前に服用し、インフルエンザの感染リスクを軽減する予防法として確立されています。

予防接種と予防投与の違いを知ろう

予防接種は免疫系を活性化させてインフルエンザウイルスに対する抗体を作らせる方法で、効果の持続期間が長く、インフルエンザシーズン前に1回のみ接種します。

一方、予防投与はインフルエンザに感染した方と濃厚接触した場合など、すでに感染リスクが高い状況で発症を防ぐために、オセルタミビルやイナビルなど抗インフルエンザ薬を一定期間服用する方法です。

予防投与は、発症すると重症化リスクが高い方や、集団感染防止が必要な施設内の接触者などが対象です。

予防接種と予防投与はお互いに補い合うような関係にあり、併用するとより確実な予防効果が期待できます。

インフルエンザ予防で処方される主な抗インフルエンザ薬4種

オンライン診療では、対象者の年齢、基礎疾患、アレルギー歴などを総合的に判断し、複数の抗インフルエンザ薬から適切なものが選ばれます。

抗インフルエンザ薬の重篤な副作用である異常行動は、お薬の影響だけではなくインフルエンザ自体の影響も考えられる点を理解しておきましょう。

オセルタミビルカプセル75mg（タミフルジェネリック）

オセルタミビルは経口薬として広く使用される抗インフルエンザ薬で、A型・B型両方のインフルエンザに有効です。

作用	ウイルスの増殖と拡散を予防
一般的な副作用	腹痛、吐き気、下痢、食欲不振、眠気、不眠、倦怠感、口内炎
重篤な副作用	アナフィラキシー、肝機能障害、腎機能障害、肺炎、精神症状、異常行動

予防投与では1日1回75mgを7～10日間服用します。副作用は比較的軽く、嘔吐や下痢など消化器症状が報告されています。

ジェネリック医薬品として複数のメーカーから発売されており、コストパフォーマンスに優れた選択肢として多くの医療機関で採用されています。

リレンザ

リレンザ（ザナミビル）は吸入薬として使用される抗インフルエンザ薬で、気道に直接作用するため全身への副作用が少ないことが特徴です。

作用	ウイルスが感染細胞から体内へ放出されるのを防ぎ、ウイルスの増殖と拡散を抑制
一般的な副作用	頭痛、手足のしびれ、口やのどの乾燥、下痢、食欲不振
重篤な副作用	アナフィラキシー

予防投与では、1日1回10mg（2ブリスター）を専用の吸入器具で10日間吸入します。

呼吸器系の基礎疾患がある方や、内服薬で胃腸症状が出やすい方に適しています。ただし、正しい吸入手技の習得が必要で、5歳未満の小児には使用できません。

イナビル吸入粉末剤20mg

イナビル（ラニナミビル）は長時間作用型の抗インフルエンザ薬で、予防投与では1回の吸入で効果を発揮する点が大きな特徴です。

作用	ウイルスの増殖を抑えて症状を緩和し、罹患期間を短縮
一般的な副作用	咳、のどの違和感、頭痛、下痢、吐き気、腹痛、発疹、アレルギー反応
重篤な副作用	アナフィラキシー

1回40mg（2容器）を吸入すると、約1週間の予防効果が期待できます。そのため、リレンザ2回の吸入が医師の指示通りに行えない際の選択肢となっています。

副作用は比較的少ないですが、まれにアレルギー反応や吸入時の咳などに注意が必要です

ゾフルーザ

ゾフルーザは、インフルエンザウイルスが増殖する際に必要な「キャップ依存性エンドヌクレアーゼ」という酵素を阻害しウイルスの増殖を抑えるお薬です。

作用	ウイルスの増殖そのものを細胞内で抑制
一般的な副作用	下痢、吐き気、むかつき
重篤な副作用	ショック症状、アナフィラキシー、異常行動、虚血性大腸炎、出血

ゾフルーザは、服用1回のみで治療が完結し、服用忘れや吸入失敗のリスクがありません。

オンライン診療でインフルエンザ予防薬をもらうメリット3つ

自宅で医師の診療からお薬の服用まで完結するオンライン診療は、下記3つの理由からインフルエンザ流行シーズンに利用する価値の高い医療サービスといえます。

また、注射が苦手でインフルエンザワクチンを避けたい方にもおすすめです。

通院不要！時間と手間を節約できる

オンライン診療では自宅やオフィスから診察を受けられるため、医療機関への往復時間や院内での待ち時間がかかりません。

インフルエンザ流行シーズンは医療機関が混雑しやすく、1時間以上の待ち時間が発生することも珍しくありませんが、オンライン診療なら予約時間通りに診察が開始され、効率よく医師の診療を受けられます。

わざわざ病院に行く時間を捻出する必要がなく、家事や仕事のスキマ時間を有効活用できます。

医療機関での感染リスクを回避できる

医療機関はさまざまな疾患を持つ患者が集まる場所であり、インフルエンザ流行期には院内感染のリスクが高まります。免疫力が低下している方や高齢者、妊娠中の方などハイリスク群の方にとって、二次感染は絶対に避けたいリスクです。

オンライン診療ではほかの患者との接触を完全に避けられるため、二次感染のリスクを下げられます。

病院でウイルスをもらってくるリスクを減らせると、家族間や会社内でのピンポン感染リスクも減らせるでしょう。

急いでいるときすぐに相談・処方が受けられる

オンライン診療なら夜間や休日でも対応可能な医療機関が多く、緊急性の高い状況でも迅速に医師の診察を受けられます。

「家族がインフルエンザを発症した」「急な出張が入った」

そんなときは、一刻も早く予防する必要があるでしょう。予約から診察、処方までは十数分、お薬が届くまでは1日ほどであるため、スピーディーな対応が可能です。

インフルエンザ予防のオンライン診療で注意すべきポイント4つ

オンライン診療には多くのメリットがある一方で、デメリットも存在します。注意すべきポイント4つを理解した上で、適切に活用してください。

オンライン診療ではワクチン接種ができない

オンライン診療では抗インフルエンザ薬の処方が可能ですが、インフルエンザワクチンの接種は受けられません。

ワクチン接種自体が医療従事者による「対面での注射」を必要とするため、オンライン診療だけでは完結できない医療行為です。ワクチンの注射そのものは遠隔では実施できません。

対面の医療行為はできませんが、オンライン診療でもお薬の副作用や体調不良の相談をすることは可能です。

予防の場合は保険適用外の自費診療となる

インフルエンザの予防投与は健康保険の適用外となり、診察料とお薬代の全額が自己負担です。

費用は医療機関によって異なりますが、診察料を含めて1万円程度が一般的です。治療目的ではなく予防目的の処方であるため、医療費控除の対象にもなりません。

自費診療は各クリニックよって料金が異なるため、お薬代や診察料を含めたトータルコストを確認しましょう。

仕事の休業や受験への影響など、インフルエンザにり患する経済的損失や機械損失を考えると、自費診療でも予防する価値は十分あるといえるでしょう。

インターネット環境が必要

オンライン診療を受けるためには、安定したインターネット環境とビデオ通話が可能なスマホやタブレット、パソコンなどが必要です。

診察中に映像や音声が途切れたり遅延したりすると、医師が患者の表情や症状を正確に把握できず、診察の質が低下する可能性があります。また、プライバシーが確保された静かな環境での受診が望ましいでしょう。

安定したWi-Fiや有線接続を利用し、事前に電波状況を確認しておくのがおすすめです。

視診の効果が限定的で問診票が重要

オンライン診療では対面診療以上に、詳細で正確な問診情報が診断の精度を左右します。下記のような問診票にあるすべての項目を正確に記入しましょう。

• 現在の症状
• 既往歴
• 服用中のお薬
• アレルギー歴
• インフルエンザ患者との接触状況など

不正確な情報は誤診や不適切な処方につながる可能性があるため、わからない点があれば事前に確認し、正直に申告します。また、診察中に追加の質問をされた場合も、率直に答えると適切な治療につながります。

こんな方にオンライン診療がおすすめ！5選

オンライン診療によるインフルエンザ予防が特に有効な状況があります。下記のような場合には、積極的にオンライン診療の活用を検討してみてください。

家族や同僚にインフルエンザ患者がいる方

ご家族や同僚など身近にインフルエンザ患者がいる場合、ご自身も感染するリスクが高くなるため、オンライン診療の活用がおすすめです。

オンライン診療なら外出せずに迅速に医師の診察を受けられ、感染拡大のリスクを抑えながら適切な予防措置をとれるでしょう。

お薬は自宅や近くの薬局で受取れるため、人と接触せずにすぐインフルエンザ予防ができます。

受験・面接・結婚式など大事な予定がある方

下記のような絶対に体調を崩せない重要なイベントを控えている場合、オンライン診療によるインフルエンザ予防がおすすめです。

• 大学受験
• 就職活動の面接
• 結婚式
• 海外旅行など

特に受験シーズンはインフルエンザの流行時期と重なるため、多くの受験生や保護者が予防投与を検討します。オンライン診療なら学習時間を削ることなく、効率よくインフルエンザ予防ができるでしょう。

持病があり重症化を避けたい方

下記のような基礎疾患を持つ方は、インフルエンザにり患した際の重症化リスクが高いため、予防投与が推奨されます。

• 糖尿病
• 心疾患
• 呼吸器疾患
• 免疫不全など

しかし、基礎疾患の種類や重症度、服用中のお薬との相互作用なども考慮する必要があるため、オンライン診療を受ける前に主治医に相談することが望ましいでしょう。

オンライン診療では病歴も含めて総合的に判断し、一人ひとりの状況に合わせた予防策を提案します。

多忙で病院に行く時間が取れない方

下記のように人との接触が多い職業の方で、なかなか病院に行く時間が取れない場合はオンライン診療は理想的な解決策となるでしょう。

• 医療従事者
• 教育関係者
• サービス業従事者など、

夜間や早朝の時間帯でも対応可能な医療機関もあり、不規則な仕事の方でも仕事のスケジュールに合わせて診察を受けられます。

会社を休んだり、家族の介護や育児の合間に外出する必要がないことがオンライン診療の魅力です。

感染が広がっている時期に通院を避けたい方

オンライン診療なら完全に自宅で診察が完結するため、感染リスクを気にしながら人ごみや病院に行く必要がありません。

インフルエンザの流行期には医療機関の待合室も感染リスクの高い場所となります。小児や高齢者を同伴する場合、できるだけ医療機関への立ち入りは避けたいと考える方も少なくありません。

オンライン診療なら病院までの移動や院内での待ち時間がないため、体調が悪い時でも自宅で診察を受けられます。

＼外せない仕事や受験生がある方に／

インフルエンザ予防はDMMオンラインクリニックで

DMMオンラインクリニックでは、インフルエンザ予防のお薬も処方しています。

取り扱っているお薬は「オセルタミビル」「リレンザ」「イナビル」の3種類で、医師の診療のもと、ご自身に適したお薬が処方されます。価格は1回あたり7,458円から9,988円で医師の診療はいつでも無料であるため、お財布に優しいインフルエンザ予防といえるでしょう。

予防だけではなく、万が一の感染時には治療薬の処方も可能であるため、対面診療と同じように利用できる点が魅力です。

スマホ・PC・タブレットからの完全オンライン診療で、ワクチン接種が難しい方にもおすすめです。

＼処方薬によるインフルエンザ予防／

DMMオンラインクリニックでインフルエンザ予防薬をもらう流れ

DMMオンラインクリニックでは、最短15分ほどで予約からお薬の処方までが完了します。ここでは、DMMオンラインクリニックでオンライン診療を予約してお薬を受け取るまでの流れを解説します。

＼全部スマホで完結／

インフルエンザ予防のオンライン診療についてのよくある質問

オンライン診療によるインフルエンザ予防について、よくある質問と回答を4つまとめました。

オンライン診療で処方された薬はどうやって受け取りますか？

オンライン診療においてお薬の受取は、主に下記の方法があります。

• 自宅に配送
• 宅配営業所に配送
• 指定のコンビニに配送
• 指定の薬局に配送

薬剤師からの服薬指導も動画やビデオ通話で受けられ、対面と同等の処方を受けられます。

インフルエンザ予防薬の処方を受けられない人はいますか？

医師の判断によりますが、下記のような方はインフルエンザ予防薬の処方を受けられない可能性があります。

• 重篤なアレルギー歴がある方
• 重度の腎機能障害がある方
• 妊娠初期の方
• ほかのお薬との相互作用が懸念される方など

医師が対面での詳細な診察が必要と判断した場合も、オンライン診療での処方が制限される可能性があります。年齢制限もあり、お薬によっては小児への使用が制限されています。

事前の問診で詳しく確認されるため、正確な健康状態の申告が重要です。過去の病歴や副作用が出たお薬も必ず報告してください。

インフルエンザの予防投与にかかる費用はどれくらい？

インフルエンザ予防投与は自由診療であるため、医療機関によって費用が異なります。

診察料と薬剤費を含めて1万円から2万円程度が一般的です。

本記事でご紹介したクリニックの詳しい料金比較については、こちらの一覧表をご覧ください。

乳幼児でもインフルエンザ予防の処方薬を使用できますか？

乳幼児でもインフルエンザ予防の処方薬を使用できる場合がありますが、使用できる薬剤や年齢、投与の可否には制限や注意点があります。

オセルタミビルの予防投与は原則推奨されていませんが、必要と認めた場合は医師の判断と保護者の同意のもとで投与を検討することがあります。

リレンザやイナビルなどの吸入薬は、4歳以下や吸入が難しい乳幼児には安全性や使用経験が十分でないため、使用を避けるべきです。

参照：2023/24 シーズンのインフルエンザ治療・予防指針

賢くオンライン診療を活用して、インフルエンザから身を守ろう！

できるだけ病院に行きたくない方には、オンライン診療でのインフルエンザ予防という選択肢があります。感染リスクを回避しながら医師の診察を受け、適切な予防投与を受けられるため、絶対に外せない予定がある方や、感染症が重症化しやすい方にとっては特に価値があるでしょう。

お薬の投与であるため「注射が苦手で今までインフルエンザ予防をしたことがない」という方にもおすすめです。

賢くオンライン診療を活用して、インフルエンザシーズンを乗り切りましょう。

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