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ニキビが何をしても治らないのはなぜ?全然治らない原因と対処法を解説

「何をやってもニキビが治らないのはなぜ?」

せっかく時間をかけてスキンケアをしているのに、なかなか効果が現れないと、本当にニキビが治るのか不安になってしまいます。

ニキビが治らない原因は、間違ったスキンケア方法や生活習慣の乱れ、ホルモンバランスなど、人それぞれでさまざまな要因が絡み合っています。

この記事では、ニキビがなかなか治らない場合によくある原因改善策を多角的な視点から解説します。

ぜひ自分に合った正しいケア方法を見つけてください。

なお、忙しくてスキンケアや皮膚科に割く時間がない場合は、オンラインで診察を受けられるDMMオンラインクリニックがおすすめです。

この記事の監修者
国家公務員共済組合連合会虎の門病院 救急科部長
東京大学医学部救急医学 非常勤講師
軍神 正隆(ぐんしん まさたか)

1995年長崎大学医学部卒業。亀田総合病院臨床研修後、東京大学医学部救急医学入局。米国ピッツバーグ大学UPMCメディカルセンター内科、米国カリフォルニア大学UCLAメディカルセンター救急科、米国ジョンズ・ホプキンス大学ブルームバーグ校公衆衛生学MPH大学院を経て、東京大学医学部救急医学講師。日本救急医学会認定救急科専門医・指導医。2019年より現職。

本記事の参考文献
日本皮膚科学会皮膚科Q&A
日本皮膚科学会ガイドライン尋常性痤瘡治療ガイドライン 2016
日経メディカル処方薬事典
・Aleksandra Podgórska
・Anna Puścion-Jakubik
・Renata Markiewicz-Żukowska
・Krystyna Joanna Gromkowska-Kępka
・Katarzyna Socha
Acne Vulgaris and Intake of Selected Dietary Nutrients-A Summary of Information
目次

ニキビが全然治らない原因はなぜ?

ニキビが全然治らない場合は、主に以下のような原因が考えられます。

ニキビ予備軍があり治っても再発する

ニキビが治らない理由の一つとして挙げられるのが、将来ニキビに発展するおそれがある「ニキビ予備軍」が常に存在しているためです。

せっかく今あるニキビが治っても、ニキビ予備軍を放置するとすぐにニキビへと発展し、ニキビが全く治らない状態を繰り返すことになります。

多くのニキビは皮脂の過剰分泌による角化異常や、アクネ菌の増殖による炎症です。

そのため、洗顔や保湿をしっかりと行い、生活習慣を整えることで予防しましょう。

参考:厚生労働省

ニキビに対処できておらず悪化してる

他にニキビが治らない原因としてよく挙げられるのは、ニキビの症状別に根本的な対処をできていないことです。

ニキビを治すには状態によって適切な対処が必要で、間違った対処法はかえって症状を悪化させる恐れがあるので要注意です。

ニキビの進行状況と状態

  1. 白ニキビ・・・毛穴から皮脂が放出されず、白い点状の盛り上がりができた状態。
  2. 黒ニキビ・・・白ニキビが空気に触れ酸化し、黒ずんだ状態。
  3. 赤ニキビ・・・細菌の繁殖により炎症を起こした状態。治療後も痕が残るおそれがある
  4. 黄ニキビ・・・ニキビに膿が溜まった状態。痛みや出血を伴う場合がある。

参考:maruho STEP1 ニキビの原因と種類

白ニキビや黒ニキビの段階では治療が容易でニキビ痕も残りづらいですが、赤ニキビや黒ニキビへと症状が進行するほど治療が困難になり、ニキビ痕も残りやすいです。

何をしてもニキビが治らない具体的な6つの原因

ここでは、ニキビが治らない原因として多い6つのケースを解説します。

①肌が乾燥して皮脂が毛穴に詰まってしまっている

肌の乾燥は、ニキビができやすい土台となるため要注意です。

肌が乾燥すると、本来持っているバリア機能の低下を招き、外部刺激から肌を守る力が弱まります。

すると肌は自らを保護しようと過剰に皮脂を分泌し始めて結果的に毛穴を詰まらせ、ニキビの原因となるのです。

また乾燥した状態の毛穴は、剥がれ落ちた角質が皮脂と混ざって毛穴をふさぎやすく、アクネ菌が繁殖しやすい環境を作ります。

敏感肌の方は洗浄力が強すぎる洗顔フォームを避け、お風呂上がりに肌を保湿するなどのケアを行って、肌の水分と油分をバランスよくキープしましょう。

②シャンプーや洗顔のすすぎ残しで毛穴が詰まっている

シャンプーや洗顔のすすぎ残しは毛穴を詰まらせ、さらに皮脂と混ざり合い不衛生な状態になってニキビの発生を促してしまいます。

毛穴の詰まりによって皮脂が蓄積すると、毛穴の中でアクネ菌が増殖しやすい環境を作り出してしまうのです。

さらに、すすぎ残しによってシャンプーや洗剤などの化学物質が肌に残ると、今あるニキビや炎症を悪化させる懸念もあります。

しっかり洗い流したつもりでも薬剤が肌に残るケースは多いので、入念に洗い流してください。

③生活習慣の悪化やストレスにより自律神経が乱れている

自律神経は心身のバランスを保つ役割を持っており、生活が不規則だったり過度なストレスを感じたりすると、本来の機能が崩れ肌トラブルに繋がります。

いくら高品質な薬を使っても、生活習慣や自律神経が乱れていると効果を十分に発揮できません。

早寝早起きを意識したり、脂っこい食事を控えて栄養バランスに気を配ったりして、内面からのケアも行いましょう。

特に運動は、肌トラブルだけでなく全身の健康に効果的なので、適度な運動習慣を身につけてください。

④服や髪の毛・マスクなどによる肌への摩擦がある

ニキビを隠そうとして前髪を下ろしたり、マスクをつけっ放しにしたりする方もいますが、ニキビの対処法として不適切です。

マフラーやマスクが常に肌に触れていると、肌が刺激され続け刺激がニキビの悪化や再発につながる場合があります。

自由に髪型や服装を選べない場所もありますが、最低でも自宅にいるときには、可能な限り肌を覆わない工夫をしましょう。

髪を束ねたり、ヘアバンドやカチューシャを利用して前髪が肌に当たらないように工夫すれば、ニキビの改善が期待できます。

⑤保湿しすぎなど間違ったスキンケアをしている

肌の乾燥はニキビの大敵ですが、保湿のし過ぎも逆効果です。

保湿をしすぎると肌のバリア機能が弱まり、ニキビなどのトラブルを引き起こすリスクがあります。

必要以上に肌を保湿すると肌が本来持っている防御機能が乱れ、角質層は自分で肌を守る必要がないと判断してしまいます。

さらに、毛穴に入り込んだ保湿剤が毛穴に入り込んで毛穴が目立ってしまう可能性も無視できません。

保湿剤の使用方法に記載されている量を参考に、適切な量での保湿を心がけてください。

⑥栄養バランスの偏った食事をしている

栄養バランスが偏った食事を続けると、ニキビの治療がうまくいかないばかりか新たなニキビ発生の温床を作ってしまいます。

特に、脂っこい食事や糖質過多な食事は皮脂の分泌を過剰にし、肌トラブルに繋がるおそれがあるため避けましょう。

新陳代謝を促すビタミンB群や活性酸素を抑えるビタミンC、脂質代謝を調整する食物繊維を意識してください。

なかなか治らないニキビの改善方法

続いては、治りにくいニキビの改善方法です。

①保湿をして肌の潤いをキープしておく

適切な肌の保湿は、ニキビを治すうえで欠かせません。

乾燥した肌はバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすくなるため、ニキビが悪化しやすい状態です。

保湿剤は、ニキビ治療に効果的とされる成分を使用している「ノンコメドジェニック」または「ハイポコメドジェニック」と表示されている製品がおすすめです。

また、日差しの強い場所に行くときには日焼け止めを使用して紫外線から肌を守り、ニキビの悪化を防ぎましょう。

②シャンプーやスキンケアを正しく丁寧に行う

日々のシャンプーやスキンケアの見直しも大切です。

シャンプーをするときは頭皮を丁寧に洗い、すすぎ残しがないようにしっかりと洗い流してください。

すすぎ残しは毛穴詰まりの原因となり、ニキビの悪化につながります。

またトリートメントやコンディショナーは、頭皮ではなく毛先に付けるように心がけましょう。

洗顔のポイントは洗顔料をよく泡立てて、ゴシゴシ洗いをしない点です。乱暴に洗うと皮脂の落としすぎやニキビの悪化につながります。

③規則正しい生活を心がけ睡眠時間を十分に取る

睡眠不足や不規則な生活は、自律神経のバランスを崩し、ホルモンバランスにも影響を及ぼします。

ホルモンバランスの乱れは皮脂分泌を過剰にし、ニキビを悪化させてしまうので注意が必要です。

質の高い睡眠は、肌のターンオーバーを促進し、健康な肌を保つために欠かせません。

睡眠中に多く分泌される成長ホルモンは、肌の修復や再生を促す働きがあります。

十分な睡眠時間を確保することで、肌のターンオーバーを正常に近づけましょう。

④服や髪の毛など顔に触れるものに気をつける

顔やおでこを覆い隠す髪型や口元を塞ぐマスク、首を包むハイネックの服は、肌に摩擦や刺激を与えるため、おすすめできません。

髪の毛はなるべく顔から離し、必要であればヘアバンドやクリップを使用しましょう。

マスクや服は洗浄しやすい素材を選んでこまめに洗えば、顔に直接触れる部分を清潔に保てます。

さらに、衣服やタオルに付着した化粧品スキンケア商品の残留物が、肌に再接触するおそれがあるため、保管方法にも注意してください。

⑤栄養バランスを考えた食事やサプリを摂取する

肌の健康は体の中から作られるため、不健康な食事はニキビ改善の大敵です。

偏った食生活は、肌のターンオーバーを乱し、ニキビを悪化させる原因となります。

バランスの良い食事を心がけて肌に必要な栄養素を補給し、体の内側からニキビを改善しましょう。

特に野菜や果物、海藻類に含まれるビタミン・ミネラルは、皮脂の分泌をコントロールしたり、肌の炎症を抑える働きがあります。

不足しがちな栄養素はサプリメントで補うのもおすすめです。

⑥医療機関で診断を受けて治療する

ニキビがしつこく治らない場合、医療機関での診断や治療を検討しましょう。

ニキビは毛穴の炎症が続く慢性疾患で、専門的な治療が必要なケースも多いです。

まずは皮膚科専門医を受診し、医学的な見地からの適切な診断を受けてください。

症状に応じた治療法を提案してもらえるため、自己流のケアよりも効果的に肌状態の改善が期待できます。

ニキビが治らないときはメディカルスキンケアも活用しよう

しつこいニキビには、医師の専門的な知識でアプローチするメディカルスキンケアがおすすめです。

DMMオンラインクリニックは、診察料無料でさまざまな肌トラブルに対応してくれるので、ぜひ利用しましょう。

①ニキビ予防にはアダパレンゲルがおすすめ

ニキビ予防の効果が期待できる医薬品として「アダパレンゲル」が挙げられます。

アダパレンゲルは、毛穴の詰まりを防ぐ効果があるとされており、ニキビの初期段階である白ニキビや黒ニキビの予防が見込めます。

さらにアダパレンゲルは将来の予防だけでなく、既にできてしまった白ニキビ・黒ニキビの改善も期待できるでしょう。

使用方法は洗顔後にニキビに塗布するだけなので、手間がかからないのも嬉しい点です。

参考:厚生労働省スイッチOTC医薬品の候補となる成分及びその検討結果について アダパレン 日本皮膚科学会 見解

②ニキビ跡ケアにはビタミンB郡が重要

ニキビ跡のケアには、ビタミンB群の摂取もおすすめです。

ビタミンB群は、肌のターンオーバーを促進し、色素沈着やクレーターなどのニキビ跡を改善する効果が期待できます。

なかでもビタミンB2は、皮膚や粘膜の健康維持をサポートし、肌の再生を促す働きがあるといわれています。

食事から十分な量を摂取するのが難しい場合は、サプリメントを活用してください。

ニキビ予防やニキビ跡ケアにはDMMオンラインクリニックがおすすめ

ニキビの悩みを相談するのにおすすめなのが、DMMオンラインクリニックです。

①自宅からすぐに受診できるので忙しい方でもOK

DMMオンラインクリニックは、ネット環境さえあれば自宅にいながらにしてオンラインで受診できるため、通院に割く時間が取れない人におすすめです。

診察から処方までオンラインで完結するため、わざわざクリニックへ足を運ぶ必要がなく、時間を有効活用できます。

待ち時間や移動時間を気にせず、自分の都合に合わせて受診できるのは大きなメリットです。

仕事や学業、家事などで忙しい方でも、スキマ時間を利用してニキビ治療に取り組めます。

②診察料無料!1ヶ月あたり2,805円から手軽に始められる

DMMオンラインクリニックはニキビやニキビ痕に悩む方に向けて、ニキビ専門の治療プランとして「ニキビプラン」を提供しています。

1ヶ月あたり2,805円からとリーズナブルなうえ、診察料が無料なのでお財布に優しいプランです。

■治療・予防セット(1日2回服用の場合)

単月購入1ヶ月ごと3ヶ月ごと6ヶ月ごと12ヶ月ごと
2,915円2,805

※2,805円/月
8,250円
※2,750円/月
15,840円
※2,640円/月
29,700円
※2,475円/月

■跡改善セット(1日2回服用の場合)

単月購入1ヶ月ごと3ヶ月ごと6ヶ月ごと12ヶ月ごと
4,235円3,630

※3,630円/月
10,725円
※3,575円/月
21,120円
※3,520円/月
40,920円
※3,410円/月

また、今あるニキビの治療とニキビ痕の改善を同時に進められるプランもあります。

③即時受診!薬は最短当日に到着してすぐにニキビ予防ができる

DMMオンラインクリニックは、診療の時間枠に空きがあればその時点で即受診できるので、忙しい方でもストレスなく利用できます。

すぐにでもニキビの悩みを相談したい方にとって、心強いサービスです。

またお薬の発送も迅速で、早ければ診療した日にお薬が発送され、最短で当日に手元にお薬が届きます。※当日発送は東京・大阪のみ

らくらく定期便を利用すればお薬をまとめて購入できるので、手間もかかりません。

自宅にいながら診察が受けられるうえお薬もスピーディに届くので、病院へ通院する場合と比べて時間を節約できるでしょう。

④配送料金や薬料金の支払いにはDMMポイントも利用可能

DMMが展開するサービスを頻繁に利用する方にとって嬉しいのが、配送料金やお薬の料金をDMMポイントで支払える点です。

通院にかかる足代を節約できるDMMオンラインクリニックですが、貯まったポイントを有効活用すれば経済的な負担をさらに軽減できます。

DMMポイントはチャージ以外にも、DMMが展開するサービスへの新規登録やDMMポイントモールを経由しての買い物など、さまざまな方法で貯められます。

何をしても治らないニキビについてよくある質問

最後に、ニキビに悩んでいる方に役立つ情報をQ&A形式で解説します。

1ヶ月ニキビが治らない場合は皮膚科に行ったほうがよい?

1ヶ月以上ニキビが治らない場合は、皮膚科の受診をおすすめします。

自己ケアで改善しない場合ケアの方法が根本的に間違っているおそれがあり、誤ったケアの継続によりニキビが悪化する懸念があります。

しつこいニキビは、医師に肌やニキビの状態を診察してもらったうえで、適切なケアを行いましょう。

10年治らないニキビの治療はできる?

0年の長期にわたるニキビでも、治療できる可能性はあります。

まずは皮膚科を受診して、根本的な原因の特定と症状にあった治療方法を提案してもらいましょう。

頑固なニキビほど、専門的な知識と適切なアプローチが必要です。

医師の助言に基づいて正しいケアを継続し、少しずつニキビを解消してください。

大人ニキビが全然治らない原因はなに?

大人ニキビが治りにくい原因は、ストレスや不規則な生活、ホルモンバランスの乱れ、乾燥など、複数の要因が複雑に絡み合っているためです。

これらの要因が皮脂分泌を過剰にしたり、バリア機能を低下させたりして、ニキビができやすい状態を作り出します。

また、思春期と比べてメイクをする機会が増えるのも原因になり得ます。

更年期ニキビが全然治らない原因はなに?

更年期ニキビは、ホルモンバランスが変化するタイミングで悪化しやすい傾向があります。

また、加齢によって肌が本来持っているバリア機能やターンオーバーが低下するのもよくあるケースです。

規則正しい生活や栄養バランスのとれた食事などの基本的なアプローチに加え、漢方によるホルモンバランスの調整も検討しましょう。

皮膚科に行ってもニキビが治らないときはどうすればいい?

他の皮膚科医にセカンドオピニオンを求めるのがおすすめです。

皮膚科の中にはニキビの治療を専門に扱う「ニキビ外来」を解説している病院もあります。

さまざまな専門家の意見を参考にすれば、ニキビ治療の糸口が見えてくるでしょう。

治らないニキビの対策はDMMオンラインクリニックで始めよう

治らないニキビにお悩みなら、DMMオンラインクリニックがおすすめです。

診察料が無料なうえ、お薬代やお薬の送料をDMMポイントで支払えるため金額面での負担を抑えられます。

通院にかかる足代を節約できるのも、費用を抑えるうえで嬉しい点です。

自宅から受診できるため、忙しい方にも利用しやすく、専門医による的確なアドバイスを受けながら、自分に合った治療法を見つけられます。

希望する時間の診察枠が空いていれば即受診できるので、すぐにでもニキビ対策を始めたい人にもぴったりです。

ニキビは放置するほど「赤ニキビ」や「黄ニキビ」に発展して治療が難しくなるため、早めの対策が肝心です。

この機会にぜひDMMオンラインクリニックを利用して、ニキビ対策に本腰を入れましょう。

【本記事の参考文献】

日本皮膚科学会皮膚科Q&A
日本皮膚科学会ガイドライン尋常性痤瘡治療ガイドライン 2016
日経メディカル処方薬事典
・Aleksandra Podgórska
・Anna Puścion-Jakubik
・Renata Markiewicz-Żukowska
・Krystyna Joanna Gromkowska-Kępka
・Katarzyna Socha
Acne Vulgaris and Intake of Selected Dietary Nutrients-A Summary of Information
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