最近「急にお腹だけが出てきた」と感じる40代女性が増えています。体重はそれほど変わっていないのに、ウエスト周りがきつく感じる…。こうした変化には、年齢や体の内部の変化が密接に関係しています。本記事では、40代女性のお腹周りが太りやすくなる原因と、その具体的な対策についてわかりやすく解説します。
この記事の監修者
国家公務員共済組合連合会虎の門病院 救急科部長
東京大学医学部救急医学 非常勤講師
軍神 正隆（ぐんしん まさたか）
1995年長崎大学医学部卒業。亀田総合病院臨床研修後、東京大学医学部救急医学入局。米国ピッツバーグ大学UPMCメディカルセンター内科、米国カリフォルニア大学UCLAメディカルセンター救急科、米国ジョンズ・ホプキンス大学ブルームバーグ校公衆衛生学MPH大学院を経て、東京大学医学部救急医学講師。日本救急医学会認定救急科専門医・指導医。2019年より現職。
突然お腹周りが太った…40代女性に多い原因とは
40代に入ってから「以前と同じ生活をしているのに太りやすくなった」と感じる方は少なくありません。特にお腹周りに脂肪がつきやすくなるのは、加齢による体の変化が大きく影響しています。この章では、主な原因を二つの視点から見ていきましょう。
年齢による代謝の低下
40代になると基礎代謝量が徐々に低下します。基礎代謝とは、何もしていなくても体が生命を維持するために消費するエネルギーのことで、加齢とともに筋肉量の減少やホルモンの変化により低下していきます。
その結果、若い頃と同じ食事量や運動量であっても、消費できないエネルギーが体脂肪として蓄積されやすくなるのです。特に筋肉が減ると内臓の周囲に脂肪がつきやすくなり、「内臓脂肪型肥満」に繋がります。
ホルモンバランスの変化
40代は女性ホルモンの分泌量が減少し始める時期でもあります。エストロゲンという女性ホルモンには脂肪の蓄積を抑える働きがありますが、この分泌が減ることで脂肪がつきやすくなります。
さらに、ホルモンバランスが崩れることで自律神経も乱れやすくなり、ストレス過多や睡眠の質の低下にもつながります。これらもまた、代謝の低下や過食の原因となり、結果的にお腹周りの脂肪増加を引き起こしてしまいます。
実は生活習慣にも原因あり。見直すべきポイント
体の変化だけでなく、日々の生活習慣もお腹太りに大きく関係しています。40代になると仕事や家庭の忙しさから、自分の体と向き合う時間が減りがちです。ここでは特に見直したい生活習慣のポイントを紹介します。
運動不足と座りっぱなしの習慣に注意
現代人の多くは、デスクワークや家事などで長時間座って過ごすことが増えています。動かない時間が長いと、筋肉の活動量が減少し、脂肪燃焼が進みにくくなります。
特に下半身の筋肉は全身の代謝に大きく関わっており、ここが衰えることで全身の代謝が落ちて脂肪が蓄積しやすくなるのです。また、運動不足は便秘や血行不良にもつながり、ぽっこりお腹の一因にもなります。
乱れた食事リズムと栄養の偏りが脂肪を招く
食事時間が不規則だったり、朝食を抜いたり、夜遅い時間に食べる習慣があると、血糖値のコントロールが乱れ、脂肪が蓄積しやすくなります。
また、炭水化物中心の食生活や外食が多くなると、たんぱく質や食物繊維、ビタミン・ミネラルが不足し、代謝を低下させる原因になります。40代以降は「量より質」を意識し、バランスの取れた食事を心がけることが大切です。
太りにくくリバウンドしにくい体をつくるには？
一時的に痩せるのではなく、40代以降は“リバウンドしにくい体”をつくることが重要です。そのためには、正しい運動習慣や生活リズムの見直しに加えて、必要に応じた医療的アプローチも効果的です。
40代から始める正しい運動と筋トレ習慣
加齢による筋肉量の減少を防ぐには、適度な筋力トレーニングと有酸素運動の組み合わせが効果的です。特にスクワットやウォーキングは、下半身の大きな筋肉を効率よく鍛えることができ、基礎代謝の向上につながります。
無理なく継続するためには、1日10分程度の軽い運動から始めるのがポイントです。運動によってストレス解消や睡眠の質の改善にもつながるため、心身の健康にも良い影響を与えます。
ホルモンと自律神経を整える生活の工夫
睡眠・ストレス管理・栄養のバランスは、ホルモン分泌や自律神経に大きな影響を与えます。質の良い睡眠をとるためには、就寝前のスマホ使用を控えたり、入浴で体を温めることが有効です。
また、深呼吸やストレッチなどでリラックスする時間を持つことで、副交感神経が優位になり、体脂肪の蓄積を抑えるホルモンバランスが整いやすくなります。日々の小さな積み重ねが体の内側からの変化につながります。
脂肪燃焼効果・食欲抑制が期待できる治療方法
自己管理だけでは難しい場合は、医療の力を借りるのも一つの手段です。
最近では、「GLP-1受容体作動薬」などの内服治療が注目されており、脂肪燃焼を促進したり、自然な食欲抑制をサポートする効果が期待できます。
また、医療機関では栄養指導や運動指導を受けられるケースもあり、リバウンドを防ぐためのサポート体制が整っています。ただし、副作用や体質によって適応が異なるため、必ず専門医と相談のうえで治療を行いましょう。
話題のDMMオンラインクリニックとは？
DMMオンラインクリニックは、今注目されているオンライン診療サービスです。スマートフォンやパソコンから医師に相談できるため、通院の手間がなく、忙しい現代人にぴったりの新しい医療のかたちです。
前述した「GLP-1受容体作動薬」の処方にも対応しています。
ダイエットが続かない、自己流ではうまくいかないと感じている方でも、医学的な視点から適切な治療を受けられるため、効率的かつ安心して取り組めます。その魅力を紹介します。
診察料0円！費用は薬代のみ
治療にかかる費用は1ヶ月あたり4,308円〜とお手頃です。また、診察料は無料のため、かかる費用は薬代のみ！
数あるオンライン診療の中でもDMMオンラインクリニックは、最も費用を抑えて受診・治療が可能です。費用が明確だからこそ、「無理なく継続できる医療ダイエット」として、多くの女性から支持されています。
専門医に24時間相談可能
DMMオンラインクリニックでは、専門医に24時間いつでも相談できます。「仕事が忙しくて通院の時間が取れない」「体型を見られるのが恥ずかしい」そんな時も安心。チャット形式で気軽に相談できるため、病院独特の緊張感もなく、リラックスしてやりとりできます。
初めてオンライン診療を受ける方でも、丁寧なガイドとサポート体制が整っているため、安心して利用できます。
当日診察・最短当日にお届け
「今すぐ治療を始めたい」「早く薬を試してみたい」という方にも嬉しいのが、当日診察・最短当日発送の対応です。
診察後、自宅に薬が届くため、わざわざ薬局に行く手間もかかりません。人に体型を見られたくない悩みも、オンラインで完結できるので安心です。
お腹周りが急に太ってお悩みの40代女性はDMMオンライン診療に相談
40代に入り、急にお腹まわりがぽっこりしてきた…そんな悩みを抱えていませんか？代謝の低下やホルモンバランスの変化により、運動や食事だけでは痩せにくくなるのがこの年代の特徴です。
「DMMオンラインクリニック」の医療ダイエットでは、専門医が一人ひとりの体質や悩みに合わせた治療薬を提案します。運動が苦手でも、無理なく体重を落とせる可能性があります。人に会わずに相談・治療ができるので、周囲に知られず始められるのも嬉しいポイントです。
【参考文献】
・【医師監修】更年期はなぜ太る？
40代、50代女性の体重増加の原因と対策｜小林製薬株式会社
https://www.kobayashi.co.jp/brand/visrrat/konenkibutori
・心身の健康を守ろう！自律神経のバランスを整える栄養と生活習慣｜玄米酵素
・GLP-1ダイエットは本当に効果的？忙しい女性におすすめの理由も解説｜ナールス美容医療アカデミーhttps://aestheticmedicine.nahls.co.jp/body_trouble/medical_diet/glp1-2/?utm_source=chatgpt.com
