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20代でもEDによる中折れはある。適切な対処で改善しよう

20代でED(Erectile Dysfunction・勃起不全)による中折れに悩む方は少なくありません。20代で発症するEDの主な原因は心理的なプレッシャーと言われていますが、その他の要因としては生活習慣の乱れ、服用中の薬などがあり、年齢に関係なくEDの症状が現れることがあります。

本記事では、EDの原因を身体的・心理的・混合的・薬剤性の4つに分けて詳しく解説します。また、パートナーが知っておきたい中折れに対する理解や関わり方についても触れています。

症状を正しく理解し、早めに対策をとることが改善への第一歩となりますので、記事の最後までチェックしてみてください。

DMMオンラインクリニックのED
出典:DMMオンラインクリニック
この記事の監修者
国家公務員共済組合連合会虎の門病院 救急科部長
東京大学医学部救急医学 非常勤講師
軍神 正隆(ぐんしん まさたか)

1995年長崎大学医学部卒業。亀田総合病院臨床研修後、東京大学医学部救急医学入局。米国ピッツバーグ大学UPMCメディカルセンター内科、米国カリフォルニア大学UCLAメディカルセンター救急科、米国ジョンズ・ホプキンス大学ブルームバーグ校公衆衛生学MPH大学院を経て、東京大学医学部救急医学講師。日本救急医学会認定救急科専門医・指導医。2019年より現職。

目次

20代でもEDによる中折れはある【原因について】

20代男性であっても、ED(勃起不全)による中折れに悩むケースは多くあります。

特に心因性EDが多い傾向にありますが、それ以外にもいくつかの要因が重なることで発症することがあります。以下のように分類されます。

原因分類特徴
器質性ED(身体的要因)血流障害、神経異常、ホルモン異常など身体の機能的障害
心因性ED(心理的要因)ストレスや不安、トラウマなど心理的要因による勃起困難
混合性ED(心身、薬剤のうち2つ以上)身体と心、もしくは薬剤の2つ以上の要因が複合して影響
薬剤性ED(服用薬の影響)一部の薬剤の副作用によるED発症

それぞれの要因について詳しく知り、自身の要因をチェックしてみましょう。また、自己判断では難しい場合もあるため、専門の医療機関の受診もおすすめします。

心理的要因(心因性ED)

20代のED症状でもっとも多いとされるのが心因性EDと言われています。身体には明らかな異常が見られないにも関わらず、ストレスや不安、過去のトラウマ的経験などが原因となり、勃起が持続できなくなる現象です。

心因性EDの要因
  • 初めての性交渉での失敗体験
  • 性的パフォーマンスへの過剰な期待
  • パートナーとの相性・関係性の不安
  • 職場や学校などのストレス
  • 自己肯定感の低下・自信喪失

一度心因性EDに陥ると、それがまた新たなストレスとなって繰り返される悪循環に陥ることが多いです。「勃起をしないと」という過度なプレッシャーを抱え、結果的に勃起できなくなってしまいます。

身体的要因(器質性ED)

器質性EDは、血管・神経・ホルモンなどの身体的機能に異常があることが原因で起こるEDです。

20代の若年層ではあまり多くないとされますが、最近では生活習慣の乱れや若年性の生活習慣病により、EDを引き起こすケースもあります。主な要因とされるのは下記のとおりです。

器質性EDの要因
  • 糖尿病や高血圧
  • 喫煙・飲酒の習慣
  • 慢性疲労・睡眠不足
  • 下半身や脊髄の外傷
  • ホルモン異常(低テストステロン)

見た目には健康そうに見えても、内面的な身体の変化がEDとして表れることがあります。20代であっても油断せず、生活習慣の見直しや必要に応じた血液検査などの医療機関の受診を検討してみてください。

参考文献:MSDマニュアル「勃起障害(ED)」

心・身体・薬剤いずれか2つの要因(混合性ED)

混合性EDとは、器質性と心因性、もしくは薬剤性EDの2つの要因が複合して発症するタイプです。対処法としては、EDの原因となっている要素を一つずつ解決していかなければいけません。

混合性EDは複数の要因が絡むため、自己判断での対処が難しい特徴があります。自身が混合性EDかどうかも含めて自己判断が難しいため、専門医との相談が早期改善への第一歩になります。

服用薬による要因(薬剤性ED)

服用している薬の副作用でEDを引き起こすケースも、特にメンタルヘルスの治療で処方される薬の中には、勃起に関わる神経伝達物質に影響を与えるものがあります。

薬剤性EDの要因となる薬剤例
  • 抗うつ薬(SSRIなど)
  • 抗精神病薬
  • 降圧剤(高血圧治療薬)
  • 抗ヒスタミン薬
  • 抗不安薬
  • 睡眠導入剤

薬剤性EDの場合、根本の疾患治療とのバランスが重要です。独断で服薬を中止するのは危険なので、まずは副作用の可能性について主治医に相談するのが安心です。

20代でEDによる中折れに悩んでいる人が取るべき対処法・対策

20代でEDや中折れに悩んでいる場合、原因に応じた適切な対処を行うことで改善が期待できます。

ここでは、医学的・生活習慣的・心理的な側面からのアプローチ方法をご紹介します。

ED治療薬を服用する

医学的に有効性が認められているED治療薬の服用は、即効性のある対策です。

20代の中折れの多くは心因性ですが、薬の効果で「勃起できる自信」を得ることで、悪循環を断ち切ることが可能といわれています。

ED治療に用いられる成分と薬剤名
  • 成分名:シルデナフィル(薬剤名:バイアグラ)
  • 成分名:タダラフィル(薬剤名:シアリス)
  • 成分名:バルデナフィル(薬剤名:レビトラ)

オンライン診療でも処方が受けられるため、病院に行くのが恥ずかしいという20代にもハードルが低い選択肢といえます。

また、検索すると海外からの個人輸入という選択肢もでてきますが、危険なため必ず医師と相談のうえ、正規なルートで購入しましょう。海外からの個人輸入は偽物を購入するリスクもあるうえ、自己判断での投薬は危険といえます。

ED薬を自宅でオンラインで処方してもらうならDMMオンラインクリニックがおすすめです。継続しやすい安心価格ながら、医師と相談しつつED治療を行えます。

参考文献:MSDマニュアル「勃起障害(ED)」

健康状態に不安がある人は生活習慣を見直す

EDの改善には全身の血流やホルモンバランスを整えることが大切です。とくに20代で体重増加・疲労・睡眠不足・飲酒・喫煙が重なると、身体のパフォーマンス低下が起こり、中折れの原因になりやすいといわれています。

ED改善のためのアプローチ
  • 禁煙・節酒
  • 十分な睡眠の確保
  • バランスの取れた食事
  • 適度な運動

EDは生活習慣病の初期サインであることもあるため、体の異変を放置せず、医師の検診を受けることも重要です。

中折れ改善が期待できる筋力トレーニングを行う

骨盤周辺の筋力(骨盤底筋群)を鍛えることは、中折れや勃起力の維持に有効です。

ED改善に有効なトレーニング例
  • ケーゲル体操:排尿を途中で止めるイメージで、骨盤底筋を収縮→リラックスを繰り返す
  • スクワット:お尻を突き出すように腰を落とし、膝が90度の状態をキープ→戻すを繰り返す
  • 有酸素運動:ランニングやウォーキング、サイクリングなどが有効

定期的なトレーニングはテストステロンの自然分泌も促進し、性欲向上にもつながります。薬に頼らず改善したい人におすすめの習慣です。

ポルノコンテンツの刺激を断つ

ポルノ依存が20代のED、中折れの原因となるケースが増えています。スマホやネットの普及で過激な映像に慣れすぎると、実際の性行為での興奮度が低下し、勃起が維持できなくなることがあります。

  • 一時的にポルノ視聴を控える「デジタルデトックス」
  • 現実のパートナーとのスキンシップを重視する

ポルノによる過刺激は、性的興奮のハードルを不自然に上げてしまいます。興奮反応の正常化を図ることが、中折れ改善につながることもあります

適切な自慰行為を行う

自慰行為もやり方によってはEDや中折れの要因になります。特に強すぎる刺激は、実際の性行為における勃起の維持に支障をきたすことがあります。

不適切な自慰行為
  • 握る強さが強すぎる自慰行為
  • 床オナ(床に擦りつけるような自慰行為)
  • 現実離れした構造や刺激のオナホールの使用

適切な自慰行為は、性機能の維持と自分の性的反応の理解に役立つ側面もあります。やめるのではなく、「調整する」意識が重要です。

心理的の要因の心当たりがあるなら話し合う

パートナーとの関係性や過去のトラウマなど、心理的な要因が心当たりとしてある場合は、一人で抱え込まずに誰かに相談することが効果的です。20代の中折れは、プレッシャーや焦りから生まれることが多いため、「話すこと」が改善のきっかけになることもあります

  • パートナーとの率直な対話で不安を共有する
  • 臨床心理士・カウンセラーへの相談
  • DMMオンラインクリニックなど、匿名性の高いオンライン医療でのカウンセリング受診

性的な悩みは言い出しにくいですが、パートナーとの対話を通じて安心感や信頼が生まれると、EDが改善されるケースも少なくありません。

20代の中折れについてパートナーが知っておきたいこと

中折れが起きたとき、多くのパートナーは「自分に魅力がないのでは」と悩みがちです。

しかし、中折れの主な原因はパートナーへの好意とは無関係であるケースがほとんどです。男性側の心理を正しく理解し、責めるのではなく支える姿勢が回復の鍵となります。

ここではパートナーがEDかも?と思った方へ、誤解しないでほしいこと、知っておいてほしいことを述べます。

パートナーに魅力がないと悩む必要はない

中折れが起きた際、パートナーが「自分が魅力的ではなかったのでは?」と自信を失うことがあります。

しかし実際には、EDや中折れの多くは心因性や疲労・ストレスなど内的要因によるもので、相手への気持ちや魅力とは関係ありません

  • 勃起は心身のコンディションに大きく左右される
  • 緊張や不安が原因で性的反応が遮断されることがある
  • 相手に好意があっても、EDが起きることは十分にある

よくあるパターンとしては、過去に勃起をしなかった経験があり、また今回も勃起できないのでは?と不安に陥るパターンや、翌日に仕事の大切な用事があり性行為中にふと思い出してしまうといったパターンです。

「自分が原因かもしれない」と思い込まず、まずは事実として「身体の問題」である可能性を前提に捉えることが重要です。

男性自身も心理的にショックを受けている

EDや中折れは、男性にとって「男としての自信を失う」ほどの大きなショックになることがあります。特に20代は「性機能が万全で当然」という思い込みが強く、一度の失敗でも強い挫折感や不安を感じる人が少なくありません。

そのため、パートナーから「気にしなくていいよ」「そんなことより、今日はゆっくりしよう」といった受容的で優しい声かけが、心理的な支えになり、症状の改善につながることもあります

負のループに陥りやすいため適切にケアしてあげる

20代の男性は一度の中折れが引き金となって「失敗 →不安 →中折れ→さらに不安」という負のループに入りやすい傾向があります。

特に真面目で責任感の強い人ほど、結果を出さなければと自分にプレッシャーをかけ、悪化させてしまうのです。

医療機関を受診するのがベストな選択ですが、それ以前にパートナーの理解と安心感が、男性にとって非常に大きな助けになります。

ED治療薬ならDMMオンラインクリニック

DMMオンラインクリニックのED
DMMオンラインクリニックのED

20代でEDや中折れに悩んでいる方には、DMMオンラインクリニックのED治療を検討してみましょう。完全オンラインで診療から薬の配送まで完結し、通院の手間や恥ずかしさがありません。

DMMオンラインクリニックの強み
  • 予約・診療はすべてオンライン、24時間対応
  • 診察料・薬代・送料込みの明朗価格
  • 最短で当日中に自宅へ配送
  • バイアグラ・シアリスなど複数の薬から選べる

特に心因性EDが多い20代にとって、「勃起できる成功体験」を得ることが改善への第一歩です。勃起薬を利用して、性行為の際に「勃起ができる」「中折れをしない」という自信を身につけることで、自然と中折れの改善が見込めます。

原因が心因性EDであるかどうかも含めて、自己判断では対処法の検討が難しいので、一度医師の診断を受けるという意味でもオンライン診療をチェックしてみましょう。

EDによる20代の中折れは適切に治療をしていきましょう

20代で中折れやEDに悩むことは、決して特別なことではありません。身体的・心理的な要因が複雑に絡む症状だからこそ、正しい理解と適切な対処が重要です。生活習慣の改善やセルフケアに加え、治療薬の活用によって改善が見込めるケースも多くあります。

恥ずかしさや不安で治療を先延ばしにせず、早めの受診が回復の第一歩です。

DMMオンラインクリニックなら、自宅にいながらED治療が完結し、誰にも知られずに悩みを解消できます。まずは医師に相談し、自信を取り戻す一歩を踏み出しましょう。

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