【医師監修】不眠症治療におすすめのオンライン診療10院を比較|口コミや治療方法も解説

不眠症治療におすすめのオンライン診療10院を比較|口コミや治療方法も

「寝つきが悪い」「途中で目が覚めてしまう」「朝起きても疲れが取れない」

といった不眠症の症状に悩んでいませんか?仕事や家庭のストレス、生活習慣の乱れなど、さまざまな原因で不眠は引き起こされますが、放置していると心身に大きな影響を及ぼすこともあります。

現在ではオンライン診療でも不眠症外来が可能となり、病院に抵抗のある方や外出がつらい方でも不眠症の治療を受けられるようになりました。

本記事では、不眠症治療におすすめのオンライン診療10院を徹底比較します。各クリニックの治療内容や料金について詳しく紹介し、不眠症のお薬の解説もするので、睡眠を改善したい方はぜひご覧ください。

DMMオンラインクリニック

\ スマホで完結!自宅で睡眠ケア /

この記事の監修者
国家公務員共済組合連合会虎の門病院 救急科部長
東京大学医学部救急医学 非常勤講師
軍神 正隆(ぐんしん まさたか)

1995年長崎大学医学部卒業。亀田総合病院臨床研修後、東京大学医学部救急医学入局。米国ピッツバーグ大学UPMCメディカルセンター内科、米国カリフォルニア大学UCLAメディカルセンター救急科、米国ジョンズ・ホプキンス大学ブルームバーグ校公衆衛生学MPH大学院を経て、東京大学医学部救急医学講師。日本救急医学会認定救急科専門医・指導医。2019年より現職。

目次

不眠症のオンライン診療ができるおすすめクリニック10選

さっそく、不眠症外来のオンライン診療ができるおすすめクリニックを10院ご紹介します。

DMMオンラインクリニック

DMMオンラインクリニック

DMMオンラインクリニックでは、不眠症のお薬を処方しています。

医師の診察では生活習慣やストレスなどを丁寧にチェックし、不眠の原因を把握してから症状に合ったお薬を処方します。お薬の服用中も医師の診療をいつでも無料で受けられるため、症状の改善状況に合わせて減薬し、治療を終了することも可能です。

お薬は単剤処方とセットでの処方があります。「まずは試してみたい」「しっかり効果を実感したい」など、一人ひとりの求める効果に合わせたお薬で治療ができるでしょう。

オンラインで完結するので、対面での診療に抵抗がある方も不安なく治療を受けられます。

エスゾピクロン錠2mg(ルネスタジェネリック)/30錠4,400円
リスミー錠2mg/30錠4,400円
診察料無料
送料550円
診察方法ビデオ通話
診療時間24時間
支払い方法クレジットカード・DMMポイント・PayPay
予約方法WEB

\ 眠れない夜にさようなら /

患者目線のクリニック

患者目線のクリニック

患者目線のクリニックは、初診からオンライン診療ができる保険診療のクリニックです。

不眠症の処方薬では、ラメルテオンやスボレキサントなど依存リスクの低い睡眠薬や漢方薬が処方することも可能なため、一人ひとりの体質や症状に応じた柔軟な治療ができるでしょう。

診療は年中無休で24時間可能で、いつでも好きな時間に医師の診療を受けられます。

さまざまな診療科をオンラインで提供しているため、「不眠症以外の身体症状がない」「いつももらっている不眠症のお薬が欲しい」という方はオンライン睡眠外来を。「心の不調による不眠」には同クリニックのオンライン診療内科と、症状によって使い分けが可能です。

お薬料金要問い合わせ
診察料初診1,000円前後
再診500円前後
オンライン診療システム利用料1,000円
平日 18時以降 / 土曜日 12時以降/ 日曜日・祝日 6時以降は夜間早朝等加算50円~150円
送料要問い合わせ
診察方法デジスマ
診療時間09:00 ~24:00土日祝日も診療
支払い方法クレジットカード
予約方法WEBまたは
03-6268-8797

おうち病院

オンライン診療サービス おうち病院

おうち病院は、1つのアカウントでご家族の診療予約もできるクリニックです。

不眠症オンライン外来としては、クービビックやデエビゴといった処方薬のほか、神経の興奮を抑える作用が期待できる漢方薬も取り扱っています。

初診でお薬の処方が決まった後の24時間は、サポートとしてオンラインで無料相談できるため副作用や服用の不安を軽減できるでしょう。24時間以降はオンライン医療相談サービス料が発生します。

Somnusという睡眠管理アプリと連携すると、医師がデータをチェックしてより詳細な診療が可能です。

お薬は宅配のほかお近くのドラッグストアチェーン店にも配送できるため、買い物のついでにお薬を受け取れます。

お薬料金要問い合わせ
ポイント8日分以上の処方には1年以内の花粉症薬処方履歴があるお薬手帳かおうち病院での受診歴が必要
診察料保険診療費+1,100円
送料お薬おうち便は500円
診察方法ビデオ通話、チャット
診療時間22時まで
支払い方法クレジットカード
予約方法WEB

デジタルクリニックグループ

不眠症(睡眠障害) オンライン診療 | デジタルクリニック

デジタルクリニックグループは、不眠症、AGA(男性型脱毛症)、低用量ピル、禁煙など、20科目以上の診療を取り扱っているオンライン診療専門の医療サービスです。

診療は24時間年中無休で行っていてチャット相談を毎日受け付けているので、ご自身のタイミングで気になったことを相談できます。

不眠症のお薬は、月ごとのセットのほか「お試しプラン」もあります。症状に合ったお薬を7日分のみ処方されるプランで、お薬の副作用が気になる方や初めて不眠症のお薬を服用する方におすすめです。

コンビニ後払いか代引きの場合は、手数料330円が発生します。

デエビゴ1ヶ月7,480円
ルネスタ後発品(エスゾピクロン)1ヶ月3,850円
診察料初診料:1,650円
再診料:0円
送料550円
診察方法ビデオ通話
診療時間24時間
支払い方法クレジットカード、デビットカード、医療ローン
コンビニ後払い、代引き
予約方法WEB

ユビー 不眠症オンライン診療

ユビーオンライン
ユビーオンライン

ユビーは、病院検索アプリ「ユビー」が提供するオンライン診療です。日本全国どこからでも受診でき、処方箋は希望する薬局にFAXで送信されるため、近くの薬局でスムーズにお薬を受け取れます。

診療費はお薬代含めて2,000円程度で、保険適用の場合は健康保険証が必要です。

診断書や登校許可書も有料で発行が可能です。現在通院中の方も、薬の副作用や飲み合わせについて気軽に相談できる環境が整っています。

診察をスムーズに進めるために、診察前に提携病院の公式LINEを友だち追加し、保険証や支払い方法、現在の服用薬についての情報を事前に登録するのがおすすめです。

お薬料金要問い合わせ
診察料保険適用の料金+サービス利用料1,000円
送料薬局受け取りのため送料なし
診察方法ユビーアプリ
診療時間09:00 ~21:40
支払い方法PayPay
銀行振込
予約方法アプリ内予約

ファストドクター

ファストドクターのオンライン診療

ファストドクターの不眠症・睡眠障害のオンライン診療では生活指導、睡眠衛生指導、カウンセリング(認知行動療法)といった多方向からのアプローチを行います。

ファストドクターにおける不眠症・睡眠障害の診療科は心療内科・精神科です。

カウンセリングもご自宅やプライベートな空間から受けられるため、外出に不安のある方や人目を避けたい方でも利用しやすいクリニックです。

初診の場合、システム利用料が18時まで2,100円、18時以降1,100円かかります。再診のシステム利用料は時間帯に関わらず3,300円です。

お薬料金要問い合わせ
ポイント処方されるお薬は医師の判断
診察料09:00~19:00:990円~
19:00~22:00:1,850円~
22:00~09:00:3,030円~
休日22時まで:2,340円~
送料100円
診察方法ビデオ通話
診療時間24時間
支払い方法クレジットカード・コンビニ後払い
予約方法WEB

クリニックフォア

オンライン保険診療 | クリニックフォア

クリニックフォアは、保険診療の内科で不眠症のお薬を処方しています。保険診療でも初診からオンライン診療が可能です。首都圏には対面のクリニックもあるため、対面診療とオンライン診療を状況に合わせて使い分けることも可能です。

オンライン診療も対面診療も、Webから予約できるため待ち時間がほとんどなく診療できるでしょう。

オンライン診療の支払いは、PaidyやAmazon Payなど、さまざまな支払い方法から選択できます。クレジットカード情報を登録したくない方でも利便性を損なわずオンライン診療を受けられるでしょう。

お薬の種類要問い合わせ
診察料初診:750円 〜 1,180円
再診:230円 〜 1,250円
システム利用料:1,000円(税込)
送料無料
診察方法ビデオ通話
診療時間7:00~23:30
支払い方法クレジットカード
Paidy
Amazon Pay
GMO後払い
代引き
予約方法WEB

イーヘルスクリニック新宿院

イーヘルスクリニック 新宿院

イーヘルスクリニック新宿院は、内科を中心に腎臓内科や泌尿器科などさまざまな診療科に対応しているオンライン診療です。風邪症状や高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病にも対応しており、幅広い健康問題の相談が可能です。

対面のクリニックは新宿三丁目にあり、オンライン診療と同じ医師が診療します。

オンライン診療の受診前に、健康保険証のアップロードが必要です。あわせてお薬手帳や、健康診断の結果もアップロードしておくと診察がスムーズに進むでしょう。

不眠症のお薬要問い合わせ
診察料診察料・システム利用料は1,980円
送料要問い合わせ
診察方法ビデオ通話
診療時間9:00~19:30
支払い方法クレジットカード
予約方法WEB

東京形成美容外科

不眠症(睡眠外来)のオンライン診療|デエビゴ薬|眠れない方の睡眠薬処方

東京形成美容外科では、自費診療として不眠症のお薬を処方しています。診療後の質問や問い合わせはLINEで行えるため、フォローアップをスムーズに受けられるでしょう。

不眠症のお薬は「デエビゴ」を処方します。デエビゴは脳内のオレキシン受容体に作用し、自然な入眠と睡眠の維持を促進する作用があるお薬です。初月はお試し価格の2,980円で、次月以降は9,680円で継続可能な3ヶ月定期セットがあります。

対面のクリニックもありますが、不眠症外来はオンライン診療のみですのでご注意ください。対面では美容やお肌に関する施術を行っています。

デエビゴ錠5mg初月:2,980円
3ヶ月定期セット次月以降:9,680円
診察料無料
送料要問い合わせ
診察方法LINE通話
診療時間要問い合わせ
支払い方法クレジットカード
予約方法LINE

Baseクリニック赤坂

メンタルと予防医療の専門クリニック|Baseクリニック赤坂のオンライン診療

Baseクリニック赤坂は、精神科と予防医療に特化した対面とオンライン診療を提供しているクリニックです。

Baseクリニックの特徴は、依存性の高い薬剤の処方や多剤併用を極力避け、必要最低限の適切な投薬を徹底している点です。保険診療の精神科においても慎重な薬剤管理を行っており、患者さんが安心して治療を受けられるよう配慮されています。

料金面でも、他院と比較して保険診療・自由診療どちらもリーズナブルな価格設定設定であるため、安心して治療を継続できるでしょう。

オンライン診療はLINEで完結するため、アプリのインストールは不要です。

お薬の価格要問い合わせ
診察料初診:3,200円前後
再診:2,600円前後
送料無料
診察方法LINE通話
診療時間平日: 10:00~22:00
平日の祝日: 19:00~22:00
土曜は休診
支払い方法クレジットカード
予約方法WEB
LINE

オンライン診療で不眠症治療をした方の口コミ

不眠症外来で、オンライン診療を実際に利用した方の口コミを集めました。

不眠症極めすぎて今日一睡もできなかったから、今日の夜オンライン診療してもらって眠剤もらうことにした

引用:X

少し不眠症気味になってしまったのでオンライン診療で漢方薬を出してもらいました🏥

去年の夏も漢方薬でだいぶ改善されたので今年もお世話になります

引用:X

先日、息子のアトピーの治療にリモート受診可能な皮膚科を発見してとても嬉しくなってしまった。処方可能なお薬も列挙してあって、非常に内容が分かりやすかった。
別件で自分の不眠症の薬もオンライン診療を選択。殆ど待ち時間なく診てもらえて、薬もすぐに送られてきた。便利。

引用:X

睡眠外来のオンラインクリニックは待ち時間がないことや、時間の融通が利きやすい点が好評でした。診療時間が短く夜間に診療しているクリニックだと、日中に忙しくてもスキマ時間を有効活用できます。

眠れない日々が続いて悩んでいながらも対面診療にハードルを感じている方にとって、自宅やプライベートな空間から受診できるのがオンライン診療の大きなメリットです。

不眠症でオンライン診療を利用するメリット

不眠症でオンライン診療を利用するメリット

下記のメリットから、不眠症のオンライン診療は通院したくない方や決まったお薬を継続して服用したい方におすすめです。

ご自宅で診察が受けられるため、通院の手間が省ける

オンライン診療はスマホやパソコンを使ってご自宅から受診できるため、クリニックへの移動が不要です。

不眠症の方は、睡眠不足や日中の倦怠感で外出がつらい方も多いでしょう。オンライン診療ならベッドやリビングからリラックスした状態で診察が受けられます。

また、通院時間を削減できるため、仕事や家事の合間にも対応しやすく、スケジュール調整が簡単です。

医師と手軽に相談できるため、早期治療が可能

不眠の悩みは「そのうち治るだろう」と放置されがちですが、オンライン診療なら思いついたときに相談できるので、早期に治療を開始しやすい点がメリットです。

初期段階で原因を特定し、適切な治療を受けると不眠症の重症化や過度なお薬への依存を防げるでしょう。治療中のお薬の変更や生活習慣のアドバイスも、ご自宅で受けられます。

何度もクリニックに通院する必要がないことが、オンライン診療の強みです。

薬の受け取りがスムーズで継続治療しやすい

オンライン診療では診察後に処方箋がご自宅に郵送されたり、最寄りの薬局に直接配送されたりするため、薬の受け取りがスムーズです。そのため多忙や体調不良のなかでも、継続的な服薬管理が容易になるでしょう。不眠症のお薬は継続して服用することが多いため、受け取りの手間が少ないことは大きなメリットです。

オンライン診療なら、通院に時間が割けない方でも不眠症治療を始められ、効果的な改善が期待できます。

\自宅で始める快眠治療/

不眠症でオンライン診療を利用する際の注意点

不眠症でオンライン診療を利用する際の注意点

オンライン診療で不眠治療をする際は、下記に気をつけるとスムーズに治療が進むでしょう。

対面診療に比べて詳細な診察が難しい

オンライン診療ではビデオ通話を通じて医師と対話するスタイルです。直接の触診や検査ができないため、身体的な異常の発見が難しいケースがあります。

たとえば、不眠の原因が睡眠時無呼吸症候群や甲状腺の異常であった場合、オンライン診療だけでは見逃されてしまうかもしれません。

オンライン診療の際に精密検査が必要だと医師が判断した場合は、病院での精密検査を提案してくれます。

処方薬の種類が制限される場合がある

オンライン診療では一部の向精神薬や依存性が高い薬剤は処方制限があります。不眠症の治療に使われるベンゾジアゼピン系の睡眠薬や強い効果を持つ薬を服用したい場合、対面診療で相談が必要です。

オンライン診療では比較的依存性の低いお薬が処方されるため、初めて不眠症のお薬を服用する方でも不安なく相談できるでしょう。

通信環境や操作の問題で診療が中断するリスク

オンライン診療には安定したインターネット環境が必要です。通信が不安定な場合、医師との会話が途切れたり、画像が乱れたりして正確な症状の把握が難しくなります。また、アプリの操作に不慣れな場合、スムーズな診療が行えないことも考えられます。

高齢者やIT機器に慣れていない方は診察前に操作確認をしておくと、トラブルを未然に防ぐことが可能です。

オンライン診療は便利な反面、上記の注意点を理解した上で、必要に応じて対面診療との併用も検討すると安心して治療を進められるでしょう。

不眠症・睡眠障害の種類4つ

不眠症・睡眠障害の種類4つ

睡眠時間が極端に短いだけではなく、質の良い睡眠をとれず睡眠に満足感を得られない状態も不眠症といえます。不眠症・睡眠障害は主に下記の4つに分類されます。

入眠障害(入眠困難)

入眠障害は、寝床に入ってから眠りにつくまでに1時間以上かかる状態です。脳が過度に活性化したり、不安や心配事があったりすると発生しやすくなります。日中のカフェイン摂取、夜間のブルーライト、不規則な睡眠スケジュールなどが原因といわれています。

入眠障害が長期間続くと日中の疲労や集中力低下、気分の変調などが引き起こされるため放置せず早期に対処しましょう。

中途覚醒

中途覚醒は、一度眠りについた後に夜中に何度も目が覚めてしまう状態です。加齢とともに増加し、特に高齢者に多く見られます。ホルモンバランスの変化、睡眠時無呼吸症候群、夜間頻尿、ストレス、うつ病などが主な原因です。

中途覚醒が続くと睡眠の質が低下し、日中のパフォーマンスに影響します。

早朝覚醒

早朝覚醒は、想定している起床時間よりも著しく早く目覚め、その後再び眠ることができない状態です。体内時計の乱れやうつ病との関連性が強いとされています。朝方の睡眠は浅くなる傾向があるため、外部刺激に敏感になります。光や騒音などの環境要因も影響しているでしょう。

早朝覚醒が続くと、一日の始まりから疲労感を感じ、日中の活動に支障をきたします。治療には光療法や就寝時間の調整などが有効です。

熟眠障害

熟眠障害とは、睡眠の質が低下して深い睡眠が十分に得られない状態です。睡眠時間自体は確保できていても睡眠が浅く、断片的になるため起床時に疲労感が残り、十分に休息した感覚が得られません。

加齢による体質の変化や、ストレス、不安障害などの精神的要因が関与することが多いといわれています。また、睡眠時無呼吸症候群や周期性四肢運動障害などの睡眠関連疾患、アルコールやカフェイン摂取、一部の薬剤の副作用によっても引き起こされます。

不眠症については『ダイケンバイオメディカル』の「不眠症とは?眠れない原因と改善策を徹底解説」が非常にわかりやすく解説してあるので、参考にしてみてください。

不眠症・睡眠障害のお薬

不眠症・睡眠障害のお薬

不眠症・睡眠障害のお薬について、作用や副作用を解説します。

ベンゾジアゼピン系

作用GABA(γ-アミノ酪酸)受容体に作用し、脳の神経活動を抑制し、催眠・鎮静作用を発揮
効果入眠を促す
不安感を和らげる
副作用眠気、記憶障害、依存、ふらつきやめまい
お薬ハルシオン
デバス
レンドルミン

ベンゾジアゼピン系睡眠薬は、服用後すぐに効果を実感しやすいため急な不眠時にも対応しやすいことが特徴です。

非ベンゾジアゼピン系

作用ω1受容体に作用し、催眠効果を発揮
効果催眠と鎮静作用
副作用健忘、眠気、ふらつきやめまい、苦味
お薬マイスリー
ルネスタ
アモバン

非ベンゾジアゼピン系睡眠薬は、ベンゾジアゼピン骨格を持たない睡眠導入剤で、主に催眠と鎮静作用を持ちます。

ベンゾジアゼピン系に比べて依存性や耐性が少ないといわれています。抗不安作用や筋弛緩作用が少ないとされているので、日常生活にできるだけ影響を与えたくない方の選択肢です。

メラトニン受容体作動薬

作用脳内のメラトニン受容体に作用
効果体内時計を調整し、睡眠と覚醒のリズムを整える
副作用眠気、めまい、頭痛、消化器症状、一過性の抑うつ症状や不安
お薬ロゼレム
メラトベル

メラトニン受容体作動薬は、自然な眠気を促し、入眠を助ける効果が期待できるお薬です。

ロゼレムはやADHDに伴う睡眠障害の治療にも用いられます。メラトベルは小児の神経発達症による不眠に用いられますが成人に対する使用は限られています。

オレキシン受容体拮抗薬

作用覚醒を促進するオレキシンの結合を阻害
効果覚醒状態から睡眠状態へと移行させる
副作用眠気や倦怠感、悪夢、頭痛やめまい
お薬ベルソムラ
デエビゴ

ベルソムラはオレキシン受容体の1型(OX1R)および2型(OX2R)に対する拮抗作用を持ち、入眠障害や中途覚醒に効果が期待できるお薬です。

デエビゴは入眠や睡眠維持のために用いられ、自然な睡眠を促す効果が期待できます。

DMMオンラインクリニックの不眠症処方薬

DMMオンラインクリニックの不眠症処方薬

DMMオンラインクリニックでは、不眠症のお薬を単剤でも、セットでも処方しています。単剤も1ケ月ごとに定期配送プランがありお薬は最短翌日に自宅や指定の場所に届くため、お薬をきらしてしまうリスクも軽減できます。

診療はいつでも無料でお薬の処方を決めるまで料金が発生しないため、毎晩眠れずに悩んでいる方は我慢せずご相談ください。

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不眠症・睡眠障害のセルフケア

不規則な睡眠時間や寝る前のスマホ使用などを控えることから、不眠症改善は始まります。厚生労働省が推奨する不眠症対策を8つ解説します。

毎日同じ時間に就寝・起床する

睡眠の質を高めるためには、毎日同じ時間に寝て同じ時間に起きる「生活リズムの固定」が大切です。

眠れなくても布団に入って眠る姿勢をとると、身体は眠モードに入っていきます。

体内時計が規則正しく働くと、眠気が自然に訪れ朝もスムーズに目覚められるでしょう。不規則な生活や週末だけの寝だめは体内時計を乱し、睡眠の質を低下させる原因です。就寝時間よりも起床時間を固定することがポイントです。休日も平日と同じ時間に起きるよう心がけ、体内リズムを安定させましょう。

睡眠時間にこだわりすぎない

「毎日8時間眠らなければいけない」と考えるのは、逆にストレスを生み、眠りを浅くすることもあります。大切なのは時間の長さよりも、眠りの質です。人それぞれ適切な睡眠時間は異なり、短時間でも熟睡できれば十分な休息を得られます。

無理に長く眠ろうとするより、自分の体に合ったリズムで質の良い睡眠を目指しましょう。目覚めがすっきりとしていれば、それがあなたにとって適切な睡眠時間です。

起きたら太陽の光を浴びる

朝起きたら、できるだけ早く太陽の光を浴びると体内時計がリセットされ、1日のリズムが整います。太陽光にはセロトニンの分泌を促進する効果があり、目覚めをスムーズにするだけでなく、夜の睡眠を深める役割もあります。

通勤時間に朝日を浴びるだけでも効果が期待できます。起床後1時間以内に10~15分程度、日光を浴びることを意識しましょう。

適度な運動をする

日中に適度な運動を取り入れると、心地よい疲労が蓄積し夜の入眠がスムーズになります。有酸素運動は自律神経を整え、ストレスの軽減にも効果的です。

ウォーキングやジョギング、軽いストレッチなどを取り入れると、深い睡眠が得られやすくなるといわれています。ただし、就寝直前の激しい運動は逆効果で、交感神経が活発になり寝つきが悪くなることも。運動は就寝の3時間前までに行うのが理想です。

ストレス管理をする

日々のストレスは睡眠の質に大きな影響を与えます。仕事や人間関係のストレスが蓄積すると、心が落ち着かず、寝つきが悪くなることもあります。

ストレスを軽減するためには、リラックスできる時間を意識的に設けることが大切です。趣味の時間や自分とじっくり向き合う時間など、ご自身なりのリラックス方法を見つけましょう。

また、感情を整理するために日記を書くのも効果的です。

就寝前のスマホやパソコンを控える

寝る前のスマホやパソコンの使用は、睡眠の大敵です。電子デバイスから発せられるブルーライトは脳を刺激し、眠気を誘うメラトニンの分泌を妨げます。その結果、寝つきが悪くなり、深い睡眠が得られなくなります。

就寝の1時間前にはスマホを手放し、リラックスできる時間を過ごすよう心がけましょう。どうしても使う場合は、ナイトモードやブルーライトカットメガネを活用するのも一つの手段です。

寝酒をしない

「寝つきが良くなる」と考えて寝酒をする人もいますが、実は逆効果です。アルコールは一時的に眠気を誘うものの、深い睡眠(ノンレム睡眠)を妨げ、夜中に目が覚めやすくなります。さらに、アルコールが体内で分解される際に利尿作用が働き、夜中のトイレで目が覚める原因にもなります。

快眠を目指すなら、就寝前のアルコールは控えるのがベストです。

睡眠環境を整える

快適な睡眠を得るためには、眠りやすい環境作りが重要です。部屋の温度は夏は25℃前後、冬は18℃前後が理想的とされています。また、光や音の影響を受けにくいように、カーテンで外光を遮り、耳栓やホワイトノイズで外部の音をカットするのも効果的です。

枕やマットレスも自分に合ったものを選び、心地よい空間を作りましょう。寝る前に軽く換気をすると空気がリフレッシュされ、より深い眠りに導かれるといわれています。

不眠症のオンライン診療についてよくある質問

一番よく効く睡眠薬は何ですか?

睡眠薬の効果は個人差があるため「一番よく効く薬」は人によって異なります。

睡眠薬はそれぞれ異なる作用時間や効果を持っているため、入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒などご自身の不眠のタイプに応じて適切なお薬を医師と相談し、自分に合った治療法を見つけることが最も効果的といえるでしょう。

広く用いられるのはデエビゴで、依存性が少なく、体内時計を調整する効果が期待できます。

睡眠薬は危ないですか?

適切な使用であれば問題ありませんが、過剰な服用は依存性や耐性のリスクが高まります。

特にベンゾジアゼピン系は長期間使用すると効き目が薄れ、量を増やさなければ効果を実感できなくなることがあります。また、突然の中断は離脱症状を引き起こす可能性もあるため、医師の指示に従いながら徐々に減薬することが大切です。

安全に使うためには、用法・用量を守り、自己判断での増減は避けるべきです。

眠剤でよく使われる薬は?

日本でよく使われる睡眠薬には、非ベンゾジアゼピン系、ベンゾジアゼピン系、メラトニン受容体作動薬があります。向精神薬は、依存のリスクが比較的高いため、オンライン診療では処方されません。

作用時間や効果の持続時間が異なるため、症状に応じて処方されます。短時間型は入眠障害に、長時間型は中途覚醒の改善に有効です。

睡眠薬で何時間寝れる?

睡眠薬の効果時間はお薬の種類によります。

ゾルピデムやエスゾピクロンなどの短時間型は4〜6時間の効果が期待でき、入眠をサポートします。ロルメタゼパム、エチゾラムなどの中時間型は6〜8時間の持続が期待でき、夜中の目覚目予防に有効です。フルニトラゼパム、クアゼパムの長時間型は8〜12時間の効果が期待できるため、朝までぐっすり眠れるでしょう。

医師の指示に従って、生活リズムに合った薬を選ぶことが大切です。

不眠症のオンライン診療は保険適用になりますか?

保険診療が可能なクリニックであれば、不眠症のオンライン診療は保険適用です。漢方薬や特別な睡眠改善薬など、保険適用外の薬剤が処方される場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。

一部のオンライン専門クリニックでは、完全に自費診療として提供されている場合もあります。

DMMオンラインクリニックは不眠症治療がスマホで完結

DMMオンラインクリニック

不眠症は放っておくと日常生活の質を大きく損ねる厄介な症状です。オンライン診療なら通院の手間なく、医師の診察や薬の処方を受けられるため、時間がない方や外出が難しい方でも無理なく不眠症治療を継続できるでしょう。

DMMオンラインクリニックでは、処方薬や漢方であなたの快適な眠りをサポートします。お薬の服用後も診療はいつでも無料なため、不安があればいつでも医師に相談できます。

不眠症ケアにDMMオンラインクリニックの不眠症治療を取り入れて、目覚めの良い毎日を目指しましょう。

\自宅で始める快眠治療/

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